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掲載日:2024年10月10日

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東日本大震災における建設型応急住宅(プレハブ仮設住宅)の概要

東日本大震災における建設型応急住宅(プレハブ仮設住宅)の整備経過

広範囲で甚大な被害をもたらした東日本大震災においては、最終的に沿岸部を中心に15市町で406団地、22,095戸を整備しました。

整備した15市町

仙台市、石巻市、塩竈市、気仙沼市、名取市、多賀城市、岩沼市、東松島市、亘理町、山元町、七ヶ浜町、女川町、南三陸町、大郷町、美里町

  • 当初、公有地で上水道や電力などのいわゆるライフラインが整備されている場所や浸水の影響を受けない安全な用地などを県のガイドラインや国の用地選定方針により選定していきましたが、整備可能な平坦な土地の大部分が津波被害により浸水していた地域もあり、また、整備必要戸数が多いために、用地の確保は大変難航し、最終的には、民有地にも整備しました。

建設型応急住宅(プレハブ仮設住宅)整備経過

平成23年3月14日

  • 「災害時における応急仮設住宅の建設に関する協定」に基づき、社団法人プレハブ建築協会(以下「プレ協」という。)に対して、建設型応急住宅(プレハブ仮設住宅)1万戸の建設を要請。

平成23年3月17日

  • 市町営住宅の被災状況や建設型応急住宅(プレハブ仮設住宅)の建設用地、建設要望戸数の聞取等の調査のため、職員(11班体制)が市町を巡回開始。

平成23年4月1日

  • 巡回調査の結果、概ね3万戸が必要と見込まれたことから、プレ協へ2万戸を追加し3万戸の建設を要請。

平成23年4月28日

  • 第1次分完成・入居開始(13市町1,312戸)。

平成23年5月19日

  • 市町に対し建設戸数に関するニーズ調査を実施した結果を踏まえ、建設戸数を2万3千戸に修正。

平成23年9月28日

  • 県整備分21,519戸が完成。

平成23年11月4日

  • 市町建設分も含め400団地22,042戸が完成。

平成23年12月26日

  • 6団地53戸の追加整備も含め最終的に406団地22,095戸(グループホーム型290戸含む。)全てが完成。
  • 市町からの要望に基づいて、被災者の障害状態に合わせた高齢者・障害者向けのグループホーム型仮設住宅を5市2町で計36棟290戸整備。
  • 寒さ対策等追加整備のうち、外壁断熱材の追加、窓の二重サッシ化・複層ガラス化、消火器設置、暖房器機設置が完了。

平成24年1月15日

  • 寒さ対策等追加整備のうち、風除室、スロープ廊下下屋、暖房便座設置が完了。

平成24年3月10日

  • 寒さ対策等追加整備のうち、水道管等の追加凍結防止対策完了。

平成24年3月21日

  • 寒さ対策等追加整備のうち、棟間通路、駐車場の舗装等整備完了。

平成24年11月30日

  • 風呂の追い焚き機能追加及び物置設置に係る追加工事が完了。

整備戸数の内訳

406団地 22,095戸(うちリース:3,446戸、買取:18,649戸)

整備戸数の内訳の表

住戸タイプ(戸)

グループホームタイプ(戸)

合計(戸)

(A)+(B)

談話室

集会所

高齢者向け

障害者向け

計(B)

1DK

2DK

3K

計(A)

棟数

戸数

棟数

戸数

棟数

戸数

3,115

15,375

3,315

21,805

25

219

11

71

36

290

22,095

200

132

332

うち市町整備戸数【山元町(284戸)、女川町(189戸)、南三陸町(50戸)】

完了時期別の整備状況の一覧

整備は1次から17次に亘って行いましたが、整備が完了した順に整理した団地と戸数については、こちらをご覧ください。

応急仮設住宅(プレハブ仮設住宅)整備状況一覧(完了時期別)(PDF:1、002KB)

応急仮設住宅(プレハブ仮設住宅)の整備位置

応急仮設住宅(プレハブ仮設住宅)の位置図等(土木部住宅課のページへ)

お問い合わせ先

復興支援・伝承課仮設住宅調整班

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号行政庁舎13階

電話番号:022-211-3435

ファックス番号:022-211-3519

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