ここから本文です。
平成29年5月26日(金曜日),名取市文化会館中ホールにおいて「津波防災シンポジウム~新たなコミュニティで生かされる震災伝承とは~」を開催しました。このシンポジウムは毎年5月の「みやぎ津波防災月間」のイベントとして開催しており,今年で11回目となります。
今年度の基調講演は,「震災伝承のあの日まで・あの日から・これから」と題して,東北大学災害科学国際研究所助教の佐藤翔輔氏にご講演いただきました。
また,情報提供は,名取市立閖上中学校教頭の八森伸(はちもり のぼる)氏から「大震災で起こったこと~閖上中学校の今日までの取組~」,さらに閖上復興だより編集長の格井直光(かくい なおみつ)氏から「もう一度心を一つに、故郷閖上」についてご報告いただきました。
当日は約300名の方々にご参加いただき,新たなコミュニティで生かされる震災伝承について,一緒に考えました。
さらに,シンポジウムの中で,「3.11伝承・減災プロジェクト」に賛同いただいた「伝承サポーター」の方々に対して認定式を行いました。認定した個人・団体の方々のうち出席いただいた19名(10者)の方々に認定書をお渡ししました。
また,シンポジウムと併せて「3.11復旧・復興パネル展」と災害時の自立・分散電源としての対応が期待されている「水素自動車(FCV)」の展示を行いました。
※「伝承サポーター」・・・3.11伝承・減災プロジェクトに賛同し,伝承・減災を後押しして頂ける方々を広く募集し,企業,個人を問わずサポーターの立場でそれぞれの伝承・減災を進めていただききます。今回の対象は「自らが所有する建造物等に津波浸水表示板を設置していただける方」としています。詳しくは,本課ホームページ「伝承サポーター募集について」をご覧下さい。
開会あいさつ:名取市 我妻諭 副市長
基調講演:佐藤翔輔 助教
情報提供:八森伸 教頭
情報提供:格井直光 編集長
伝承サポーター認定式:伝承サポーターの方々,土木部 金子潤 次長
閉会あいさつ:土木部 笹出陽康 次長
会場の様子
同時開催:3.11復旧・復興パネル展
同時開催:水素自動車の展示
シンポジウムに先立ちまして5月8日(月曜日)~12日(金曜日)に,5月の「みやぎ津波防災月間」の取り組みとして,県庁1Fロビー壁面にて「津波防災月間パネル展」を実施しました。
県庁1Fロビー:平成29年5月8日~12日
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す