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レジオネラ症は土の中、湖沼、河川など自然界に広く生息しているレジオネラ属菌という細菌によって起こる感染症です。レジオネラ属菌に感染すると2つの症状に分けられます。
土の中や湖沼、河川等の自然界に広く生息していますが、菌数は少ないと言われています。しかし、アメーバなどの原生動物にとりこまれ、20~50℃で増殖するので、20℃以上の水が停滞・循環するような場所によく生息すると言われています。
土の中・湖沼・河川等の自然界、循環式浴槽水、加湿器、空調用冷却水等
最適な温度は36℃前後で、発育可能温度は20~50℃
レジオネラ症はレジオネラ属菌に汚染された水滴(エアロゾル)を吸入することで感染します。
レジオネラ症は人から人へは感染しません。
*エアロゾルは打たせ湯・ジェットバス・ジャグジー等のような気泡発生装置等で発生します。
水が停滞するような場所に「ぬるぬるした膜」ができやすくなります。この膜のことを生物膜(バイオフィルム)と言います。この生物膜の中にはアメーバなどの原生動物が多くいるため、レジオネラ属菌が増殖しやすい環境となっています。レジオネラ症を防ぐためにはこの生物膜を取り除くことが必要です。
浴槽の水の取り換え・浴槽の清掃は取扱説明書のとおり確実に実施して下さい。
フィルター、ろ過材の洗浄は取扱い説明書に沿って確実に実施して下さい。
タンク内の水はこまめに新しい水道水と入れ換え本体のタンクを洗浄して、清潔な状態で使用して下さい。
宮城県では、旅館業法施行条例及び施行細則、公衆浴場法施行条例及び施行細則を改正し、旅館・公衆浴場営業者はレジオネラ症防止対策を講じることとなっております。
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