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リンゴの省力樹形「ジョイントV字樹形」の作業時間削減(PDF:187KB)
花き・果樹部 果樹チーム TEL:022-383-8134
リンゴのジョイントV字樹形(JV樹,図1)は,慣行の立木樹(主幹形)より主要作業時間を約2割削減できますが,ジョイントV字樹形の栽培管理で必要とされる夏季摘心作業を省略する方法と,慣行栽培より薬剤散布量を減らすことで,主要作業時間を更に削減できないか調査しました。
落花直後から約10日間隔で有機酸カルシウム300倍液を5回散布することで夏季摘心を省略でき,薬剤散布量を立木樹より30%削減しても病害虫発生率に差はないことから,ジョイントV字樹形では,全ての主要作業項目において立木樹よりも作業時間が短縮され,年間の主要作業時間は,33%削減できることが分かりました(表1)。
図1 ジョイントV字樹形のイメージ
表1 樹形の違いが主要作業時間に与える影響
より詳しい内容は「普及に移す技術」第96号(令和3年発行)「省力技術によるリンゴジョイントV字樹形の作業時間削減」をご覧ください。
普及に移す技術第96号/普及技術5
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