ここから本文です。
令和6年7月9日に、小牛田農林高等学校農業技術科農業土木コース1年生を対象に、土地改良施設などを見学する農業農村整備事業学習会を開催しました。
この学習会は農業土木コースで学ぶ高校生に農業農村整備事業や地域の農業への理解を深め、学校での学習や今後の進路選択に役立ててもらうため、平成18年度から毎年開催しているものです。
今回の学習会では、二ツ石ダム[加美町宮崎]、色麻町農業伝習館[色麻町四竈]、上川原頭首工[加美町西佳原]の見学を行いました。
管理棟にて、県大崎地方ダム管理事務所の職員からダムの仕組みや役割について、説明がありました。
そのあと、普段は入ることのできない監査廊の見学を行いました。
生徒の皆さんからは、「涼しい」や「出口まで距離が長い」など様々なリアクションがありました。
色麻町農業伝習館にて、大崎市産業経済部農政企画課世界農業遺産未来戦略室の職員から世界農業遺産「大崎耕土」についての説明がありました。
自分たちが住む地域における歴史や、それを守るために現在行われている取り組みなどを知ることができました。
上川原頭首工にて、管理者である鳴瀬川沿岸土地改良区の職員から説明がありました。
土地改良区とはどのような仕事なのか、また、頭首工にはどのような役割があるのかについて話を聞くことができました。
学習会後のアンケートでは、「ダムや頭首工が私たちの生活にとても必要なことが分かった」や「世界農業遺産の歴史などを詳しく知ることができ、さらに理解を深めていきたい」という声がありました。
この学習会が、生徒の皆さんにとって、今後の学習や進路選択の一助となれば幸いです。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す