平成27年度産業廃棄物税収と活用事業の実施状況について

県内の事業者が,産業廃棄物を利用したリユースシステムの構築やリサイクル製品の事業化などに取り組む場合に費用の一部を補助する。

リサイクルエネルギーの利活用に取り組む事業者を対象に意見交換,情報提供,課題検討を行い,リサイクルエネルギー利活用の促進を図る。

食品残さの飼料化（エコフィード）による産業廃棄物のリサイクルを推進するため,発酵TMR飼料製造の事例収集,未利用食品残さを利用した新しい発酵TMRとした飼料化の検討を行う。
また,食品事業者と畜産農家等とのマッチングや事例紹介を図る。

蔵王野鳥の森及び鈎取野鳥の森において,コース内の老朽化した木道や案内板を「宮城県グリーン製品」に交換する。

旧耐震基準の住宅を耐震課することで地震による倒壊を防ぐとともに,長期利用を促進し,解体及び建替により発生する産業廃棄物の抑制を図る。

アスベスト含有建材を使用する建築物に係る違法解体工事をなくすため,関係機関が連携したパトロールを実施し,関係法令の遵守を指導,廃石綿等の廃棄物の適正処理を推進する。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき許可された産業廃棄物処理業者及び施設をデータベース化し,システムを構築することで,産業廃棄物処理業者等に対する許可事務の効率化や関係機関の情報共有化を進め,産業廃棄物の処理における適正化を図る。

低濃度PCB廃棄物の処理の加速化に向け,助成事業や掘り起こし調査等を実施することで,確実に期限内に処理を行うよう事業者に指導を行い,適正処理のさらなる推進を図る。

排出事業者等の適正処理に関する普及啓発や産業廃棄物処理実績の透明化などの事業を行うことにより,産業廃棄物の適正処理を推進し,県民の廃棄物処理への信頼性を高める。

不適正処理・不法投棄事案の早期把握,拡大防止を図るため,従来の不法投棄対策に加え,監視強化を中心とした各種取組みを進めることにより,不適正処理・不法投棄の根絶を目指す。また,県民の廃棄物適正処理に関する意識を一層高めるため,広報啓発事業を実施する。

仙台市が行う不法投棄等不適正処理対策を強化する経費等に対し,交付金を交付する。