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令和2年11月11日に,宮城県建設業協会登米支部と登米地域事務所主催による「特定家畜伝染病の発生時における埋却演習」を開催しました。
この演習は,豚熱等の特定家畜伝染病の発生時に円滑な埋却作業を行う目的で,平成29年度から開催しており,今年で4回目となります。
埋却演習は,登米市東和町の(株)日進運輸建設様の社用地を会場として行われ,県建設業協会登米支部の会員20社のほか石巻支部及び気仙沼支部の会員18社,県及び市,JA,県畜産協会の職員など約130名が参加しました。
開会あいさつ
県建設業協会登米支部
猪股支部長より あいさつ
県登米地域事務所
吉田所長より あいさつ
農業振興部及び東部家畜保健衛生所の職員指導のもと,防護服の着衣,手袋,長靴の粘着テープで目張り,マスクやゴーグルの着用など,作業員へのウイルス付着を防ぐために必要な処置を行いました。
防護服着衣演習
着衣演習の状況
着衣演習の状況
※今回の演習では,4回目の石灰散布で終了となりますが,実際の埋却作業時には,埋却溝の埋戻と余盛りを行い,5回目の石灰を散布して終了となります。
埋却演習
埋却演習埋却準備(石灰散布1回目)
家畜吊り込み(フレコンパック)
家畜吊り込み(豚の模型)
埋戻(シートの投げ入れ,覆い状況)
今年度から初めての取組みとして,防疫フェンスの設置演習を行いました。防疫フェンスは,埋却地が民家周辺にある場合,殺処分された家畜が目に触れないようにするため,設置します。
防疫フェンス 設置演習
防疫フェンス(組立状況)
防疫フェンス(組立完了)
今年9月には,福島県会津若松市で死亡した野生イノシシ1頭から豚熱の陽性が確認されており,宮城県でも,豚熱対策として,10月から宮城県全域の養豚場153農場,約20万頭を対象にワクチン接種を開始しております。
県登米地域事務所では,万が一,特定家畜伝染病が発生した場合は,埋却作業が円滑に進むよう,県建設業協会登米支部をはじめ各関係機関と協力して対応してまいります。
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