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平成23年3月11日の東日本大震災で倒壊し大きく破損した「大泉堤防之由縁碑」が新たに造られ,平成25年3月10日(日曜日)午前9時00分に現地に再建立されました。再建立は,宮城県と登米市が地元の協力をいただきながら共同で実施しました。
この石碑は昭和22年9月のカスリン台風による洪水災害の甚大さと復旧工事を後世に伝えるために昭和23年夏に建立されたものです。カスリン台風は北上川流域に大きな洪水被害をもたらし,9月16日午後9時15分に中田町上沼大泉地区の堤防が約250mにわたって決壊し,本宮地区だけでも12名の犠牲者をだす大災害となりました。なお,復旧工事は当時の宮城県佐沼土木出張所が直営で実施しました。
再建立にあたり,地元行政区である本宮区主催のもと,除幕式及び記念式典が行われ,多くの来賓及び区民の出席により盛大に開催されました。地元の皆さんは大水害の記憶を風化させずに後世に永く伝えて行かなければと強い思いを語っておられました。
開会式全景
来賓による石碑の除幕
来賓によるくす玉開披
来賓・主催者にて石碑を囲んで
本宮構造改善センター内での祝賀会
倒壊した旧石碑
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