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・施設名称:県立都市公園矢本海浜緑地
・完成年度:平成30年度
・所在地:東松島市大曲字下台地内
・設計年度:平成28~29年度
・工事年度:平成29~30年度
・設計:有限会社テラ構造設計
・施工:建築 株式会社千葉工務店
機械 山下設備工業株式会社
・構 造:RC2階建
・敷地面積:112,433.00㎡
・延床面積:217.50㎡
・建築面積:146.40㎡
・構 造:RC造一部S造平屋
・建築面積:39.60㎡
・延べ面積:26.64㎡
・構 造:S造平屋
・建築面積:19.44㎡
・延床面積:19.44㎡
管理棟は海岸に近く,付近に高い建物等がないため,非常時には屋上に避難できるよう津波避難階段を設置した避難場所に指定した。そのため,津波にも耐えられるよう壁を厚くするなど津波対策を行っている。2Fは多目的室、準備室、控室などが設置され,小会議・展示なども可能。管理棟は温もりがある空間にするため、木をふんだんに使用しており,2Fの多目的室の壁には,木を市松模様に配置。
他にバーベキュー用の炊事棟や遊具広場にはトイレ棟も設置してされており,トイレ棟ではユニバーサルデザインを意識し,オストメイト対応としている。
東日本大震災により被災した公園を復旧することを目的に,管理棟,トイレ棟及び炊事棟を建設した。
・多目的室において,公園・海の景観が一望できるように大開口を計画した。
・波が通るように大開口設け,津波時の構造体への負荷を低減するように計画した。
・外壁仕上げについては,トイレ部分の外壁の仕上げを他のトイレ棟と同じ仕上げとし,海浜緑地全体に一体性を持たせたデザインとした。
・サイン計画(ピクト等)についてもトイレ棟と同じ表示とし利用者にわかりやすいように配慮した。
・壁式構造にし,柱型・梁型をなくし各室を最大限利用しやすいようにした。
・上部にハイサイドライト設け,室内の採光を確保した。
・床下をピットとし床点検口を設け,メンテナンスのしやすさに配慮した。
・鉄骨造とし、施工しやすさ、安定性(天候による順延等)を確保した。
・鉄骨の主要部材は擬木を覆い、周辺の疎林イメージに調和するような意匠とした。
管理棟
トイレ棟
炊事棟
施設へのお問い合わせについては、
URL:矢本海浜緑地施設概要(https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/tosikan/yamotop-gaiyou.html)
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