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レジオネラ症は,レジオネラ属菌に感染することで起こる感染症です。
このレジオネラ属菌は,入浴設備,空気調和設備の冷却塔,給湯設備,加湿器等の水を使用する設備の中で増殖することがあり,これらの設備から発生したエアロゾル(目に見えない細かな水滴)を吸入することで,レジオネラ症を発症する場合があります。
レジオネラ症の感染は,衛生上の措置を講ずることによって感染を予防することができます。
平成29年度,特別養護老人ホームにおいて家庭等で使用される卓上用又は床置き式の加湿器内の汚染水のエアロゾルを吸入したこと等が原因とされるレジオネラ症の感染事例が報告されたこと等を踏まえ,平成30年8月3日付け厚生労働省告示第297号により,レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針(平成15年厚生労働省告示第264号)の一部が改正されました。
県内の高齢者関係施設におかれましては,御承知いただくとともに,効果的な対策を講じられますようお願いいたします。
レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針(PDF:143KB)
(出典:厚生労働省 レジオネラ対策のページ(外部サイトへリンク))
近年の入浴施設は,複雑な配管系から構成されており,レジオネラ症の発生事例を踏まえると,設備の衛生管理や構造設備上の措置を十分行う必要があります。
この度,循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルが改正されたことから,循環式浴槽を設置している高齢者関係施設におかれましては,下記のマニュアルを参考に,再度対策をご確認いただきますようお願いいたします。
循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル(令和元年12月17日改正)(PDF:491KB)
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