令和元年度第3回栗原圏域親の学び研修会
令和元年6月22日(土曜日)に栗原市立一迫保育所において,所属する子供の親等59人が参加し,「第3回栗原圏域親の学び研修会」を実施しました。
メインファシリテーターを柳橋佳代子氏(宮城県家庭教育支援チーム),また,各グループファシリテーターを栗原市家庭教育支援チーム及び家庭教育支援チーム「おおさき」のメンバーが務め,宮城県版親の学びのプログラム「親のみちしるべ」を通じて,子育て中の親が親としての“気付き”を得ることができるように展開しました。
親と子のコミュニケーション~毎日毎日のことだから~
……「親のみちしるべ」ステージ8 プログラム……
親同士が一堂に会する機会が少ないという実態が背景にあって,参加した親は,活動当初は緊張や不安の表情を見せていましたが,自己紹介や“歌あそび”を通じて次第に表情を和らげ,交流しました。
ワークショップでは日頃の我が子とのかかわりを思い返し,みんな同じ悩みや思いを持っているということなどを親同士で情報共有しました。
ファシリテーターは,『子育てとかけて盆栽と解くその心は…聴く(菊)と待つ(松)』と表現を工夫して話し,子供とのかかわりで中核になることを伝えました。
参加者は,子供への声掛けや接し方の大切さを再認識し,褒めてあげることによって子供は自信を深めるということを学びました。
参加者の事後アンケート
<抜粋>
- みんな同じ悩みを持っていると分かった。親など共にサポートしてくれる方へ感謝しています。
- 忙しいと忘れてしまいがちな“子どもの気持ち”をもっと聴けるように,私の気持ちもコントロールできると良いと思いました。
- コミュニケーション,優しさや子どもの話をきちんと聞いてあげること,受け止めて抱きしめてあげるといいんだと思いました。
- 自分以外の皆さんも同じような悩みを抱えている事で,自分だけじゃない事を知って少し安心しました。
- 子どもと向き合い,ふれ合いの時間を大切にしていきたいと思いました。
- もっと沢山子どもに「ダイスキ」と伝えたいです。子育てを楽しみたいです。
- 仕事と家事,子育てで忙しすぎて毎日イライラしてしまっていたが,自分だけがそうではないと安心した。魔法の耳を持って,子どもと前向きな言葉がけをし,関わっていきたい。
- 他のお母さん,お父さんと話す機会がなかなかないので,とてもためになる時間でした。子どもにとっても気持ちの共感は大切だなと思いました。
- 子どもへの接し方を改めて認識できた。絵本を聞いた時,これから自分も言いかねないセリフだったのできをつけようと気づけた。
- みんな同じような悩みを抱えていることがわかり,少しホッとしました。子どもに伝えることはなかなか難しいことだけど,伝わっていることを信じて,少しづつ子どもと一緒に成長していきたいです。
- 「待つ」こと「聞く」ことが大切であり,親の声がけが大切だということを改めて感じました。
- これから子どもが大きくなっていきますが,魔法の耳を忘れないようにしたいと思います。
- 褒めて話を聞いてあげたりするのはやっぱりいいことなんだと改めて実感できました。ありがとうございました。
- 親同士で話す機会が全くないので,良かったと思う。
- 悩みを分かち合えて,心が軽く,少し楽になりました。
- 「あいうえおだ」言われてうれしい言葉,単純だけど確かにうれしいなぁと思いました。悩んでいることがみんなと同じようなんだと知って,私だけじゃないと思いました。
- 子どもへの声がけや接し方を改めて考えました。皆さんの話を聞けて,とても共感できました。
- 他のお父さん,お母さんも同じような悩みを抱えていることが分かり,少し気持ちが軽くなったような気がします。余裕のなさをストレートに子どもにぶつけることがないように工夫していきたいと思います。