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武蔵野美術大学彫刻科卒業
新具象彫刻展に1985年解散まで作品発表
河北美術展出品(河北賞他多数受賞)
「彫刻を愛する会」結成
宮城秀作美術展(2004年)
「彫刻を愛する会」グループ展(2010年)
大崎市民ギャラリー「緒絶の館」個展(2012年)
現在「彫刻を愛する会」に参加、河北美術展招待作家
佐藤忠良展関連事業として、宇佐美明さん(河北美術展招待作家)による塑像(立像)の制作を公開します。心棒作りに始まり、石膏取りを経て、石膏原型の完成に至るまでのプロセスを、その制作現場で見ることができます。
下記の時間帯では、創作室1において作家が制作を行なっています。塑像の制作過程に興味をお持ちの方は、どうぞお立ち寄りください。そのほかの時間帯であっても、制作途中の作品をご覧になれます。創作室スタッフにお申し出ください。
制作プロセスのフォロー
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12月: |
1日(土曜日),8日(土曜日) | 心棒作り |
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16日(日曜日),23日(日曜日) | 粘土荒付け | |
1月: | 12日(土曜日),20日(日曜日) 26日(土曜日) |
肉付け 肉付け |
2月: | 3日(日曜日)、9日(土曜日) | 肉付け(仕上げ) |
16日(土曜日)、17日(日曜日) | 石膏取り(雌型づくり) | |
21日(木曜日) | 石膏取り(粘土抜き) | |
23日(土曜日) | 石膏取り(雄型づくり) | |
24日(日曜日)、26日(火曜日) | 石膏取り(割り出し) | |
各日とも、午前10時より午後3時まで | ||
制作場所:創作室1 |
「眺めて知って 塑像の生成」
河北美術展招待作家の彫刻宇佐美明さん(62)=大崎市=が1日から、仙台市青葉区の宮城県美術館で塑像彫刻の公開制作を行なっている。同館で開催されている彫刻家佐藤忠良さん(1912-2011年、宮城県大和町出身)の生誕100年記念の追悼展の関連イベント。塑像彫刻がどのようにしてできるかを知ってもらおうと、同館が企画した。
宇佐美さんが制作するのは高さ約165センチの裸婦像。心棒作りから、粘土付け、石こう取りを行なって完成させるまでの過程を来年2月17日まで、公開する。
初日は心棒作りを公開。宇佐美さんはデッサンや試作を見ながら、バランスなどを考慮して心棒を作っていた。
宇佐美さんは「忠良さんは自分と作品の傾向は違うが、仕事に取り組む姿勢は尊敬している。イメージを膨らませていい作品を作りたい」と話した。
公開制作は土、日曜に行なっており、これからの日程は12月16、23日、1月12日、20、26日、2月3、9、16、17日で、各日とも午前10時―午後3時。見学は自由。
「河北新報」2012年12月12日
2012年8月11日(土曜日)─8月19日(日曜日) [作品の展示は8月18日(土曜日)まで]
8月19日(日曜日)は、順次撤収作業に入ります。
東日本大震災で被災した閖上。そこで、鎮魂と復興への願いを込めて、造形作家・新宮 晋さんによるアートプロジェクト「元気キャラバン 閖上(ゆりあげ)」を開催いたします。《元気のぼり》と《ウインドキャラバン作品群》21基を合わせて、世界の人々の思いもこめられた、色とりどりの立体造形が閖上の風で動きます。鎮魂の花々でもあり、未来への希望を感じさせる造形を閖上漁港周辺に配置いたします。
本プロジェクトは8月19日に終了しました. | ||
1 | ワークショップ―元気のぼりをつくろう | |
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7月29日(日曜日) 10時00分―16時00分 |
[名取市文化会館 小ホール] 詳細情報(元気キャラバン閖上「元気のぼりをつくろう」) |
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2 | 準備―ウインドキャラバン作品群 | |
8月10日(金曜日) | [閖上漁港周辺] | |
09時00分― | 準備組み立て作業ボランティアの参加を求めます。 | |
3 | 風の開花―ウインドキャラバン作品群を開く | |
8月11日(土曜日) | [閖上漁港周辺] | |
09時00分― | 参加者・ボランティア・スタッフ、皆さんの力を合わせて、風で動く立体造形21基を組み立て、配置します。 | |
14時46分― | 黙祷 開会のあいさつ:主催者・新宮 晋さん |
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15時00分― | 安田智彦サックス・ソロ演奏>詳細情報(元気キャラバン閖上 安田智彦サックスソロ演奏) | |
鎮魂・夕日のセレモニー | ||
15時30分― | (1)「風の花々―日和山に風車の花を咲かそう」 子どもたちや皆さんで、風車に絵やメッセージを描き、日和山に飾ります。(自由参加、準備物は一切いりません) |
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17時00分― | (2)パフォーマンス「海の星」詳細情報(元気キャラバン閖上 パフォーマンス) ―海に消えた命は海の星となって永久に輝くことを希って― 大串孝二(空間美術家)と伊藤文恵(舞踏家)による鎮魂と再生のパフォーマンス。 [場所:魚市場仮設ステージ] |
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8月12日(日曜日) | [閖上漁港周辺] | |
05時00分― | 「希望・朝日のセレモニー」詳細情報(元気キャラバン閖上 希望・朝日のセレモニー) 天空の光が甦る中に、熱気球が上がります。 |
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4 | 風の結実ーウインドキャラバン作品群を閉じる | |
8月19日(日曜日) 09時00分― |
[閖上漁港周辺] 風で動く立体造形21基をたたみ梱包します。作業ボランティアの参加を求めます。 |
阪神・淡路大震災を経験している新宮さんは、東日本大震災のあと、「元気のぼり」プロジェクトを始めました。鯉のぼり型の布に、世界の様々な人々が復興への願いを込めて絵を描き送ってくるこのプロジェクト。今、102本ある元気のぼりが、閖上で希望の風をはらんで泳ぎます。
地球の呼吸ともいえる風。新宮さんは風で動く作品群をコンテナに詰め、世界を旅する「ウインドキャラバン」プロジェクトを、2000年から翌年にかけて、世界6ケ所で展開しました。風で動く「ウインドキャラバン作品群」21基の下では、様々な交流やワークショップが繰り広げられました。
宮城県美術館 教育普及部
Tel:022-221-2114 (創作室) Fax:022-221-2115
980-0861 仙台市青葉区川内元支倉 34-1
北庭の「風で動く彫刻」(時の旅人)の作者である新宮晋さんは、東日本大震災をうけて、アートプロジェクト「元気のぼり」を立ち上げました。1995年の震災を経験した兵庫県のみなさんをはじめ、ドイツやアラスカなど海外の方々が新宮さんの呼びかけに応え、東北復興へのエールとしてできあがった約80本の元気のぼりが、仙台にやって来ました。宮城県美術館では4月22日、新宮さんをコーディネーターとしてワークショップ「元気のぼりをつくろう」を開催し、新たに19本がこれに加わりました。
未来への風をはらんで、願いやメッセージを込めた元気のぼりは、美術館中庭と北庭で泳ぎます。
展示期間:2012年5月20日(日曜日)まで
風や水のエネルギーをとらえて動く彫刻に取り組んできた新宮晋さんは、東日本大震災の発生をうけて、兵庫県を中心に「元気のぼり」のプロジェクトを展開しています。その励ましの声に応え、復興への思いを共有する場となることを願って、新宮さんによる講演会とワークショップを企画しました。
―元気のぼりは「究極の風の彫刻だと思います」(新宮晋)―
ウインドキャラバン(ブラジル)
地球の呼吸ともいえる風。循環する血液にも似た水。そのダイナミックで微妙なリズムを、新宮さんは作品に表現してきました。この星のすばらしさ、かけがえのなさを、多くの人々に伝えたいという強い思いはやがて、作品をコンテナに詰め、風を求めて世界中を旅する「ウィンドキャラバン」のプロジェクトに結実します。大自然の中に展開する作品群をめぐって、人々との温かな交流の輪がそこに生まれました。これらの体験を素材に、自然環境と人間のかかわりについてお話しします。
新宮 晋∥講演会「この星に生まれて」
4月21日(土曜日)
午後1時30分-午後3時
午後1時
アートホール
(佐藤忠良記念館地階)
無
100名
4月22日(日曜日)午前10時-午後4時
田んぼのアトリエ(兵庫県三田市)
東日本大震災をうけて、新宮さんはアートプロジェクト「元気のぼり」を立ち上げました。その呼びかけに応えて、同じく震災を経験した兵庫県をはじめ、海外の人々を含む500人以上が参加し、「元気の輪」が広がっています。鯉のぼりの形をした布に、東北復興への願いを込めた絵やメッセージを、新宮さんとともに描いてみませんか?
復興へのエールである「元気のぼり」約100本が、宮城県美術館にやってきます。「元気のぼり」をみんなでつくり、これと合わせて一緒に春の風に乗せ、空に向かって泳がそう!
新宮 晋∥ワークショップ「元気のぼりをつくろう」
4月22日(日曜日)
午前10時-午後4時
宮城県美術館 創作室
1,000円
20グループ
(1グループ3名以上)
4月22日(日曜日)-5月20日(日曜日)
宮城県美術館 北庭 ほか
元気のぼりワークショップ
(兵庫県立美術館)
[上]制作 [下]できあがり
お問合せ・お申込み∥宮城県美術館 教育普及部
Tel:022-221-2114(創作室) Fax:022-221-2115
980-0861 仙台市青葉区川内元支倉34-1
《時の旅人》 1981年 宮城県美術館北庭
1937年大阪生まれ。
東京芸術大学絵画科を卒業後イタリアへ留学。6年間の滞在のうちに平面から立体、動く造形へと移行。
以来一貫して、風や水といった自然エネルギーで動く作品に取り組み、その作品は美術館、公園、広場、空港など世界各地の公共空間に設置され、広く親しまれている。
2000年から翌年にかけ、地球上6ケ所の自然の風景の中に作品を展開し、各地の先住民と交流をはかるプロジェクト「ウインドキャラバン」を開催。
『いちご』『くも』『風の星』など、絵本作家としても知られる。
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