ワークショップ|平成23年度公開制作
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終了したワークショップ
展示公開「リヤカーメラの制作」―佐藤時啓氏公開制作作品展示と乗車体験ワークショップ―
本年8月25日から26日にかけ、長時間露光の写真作品やピンホール写真作品など、写真撮影の仕組みを用いたプロジェクトで知られる佐藤時啓さんによる公開制作が開催され、人を乗せて移動できるカメラ・オブスクラ(針穴カメラ原理を用いた映像を作り出す装置)を制作してもらいました。リヤカーと組み合わせたこの巨大カメラは“リヤカーメラ”と名づけられ、自転車で引張って自由に走り回ることができます。
レンズをとおして、カメラの中の暗闇へと差し込む光。外の景色は、リヤカーの動きとともに不思議な動画となって映し出されます。リヤカーメラに乗り込んで、驚きの光の世界を体験しよう!
(佐藤時啓の紹介はこちら)
作品展示
期間
8月30日(火曜日)~12月11日(日曜日)
場所
宮城県美術館創作室前ロビー
リヤカーメラ乗車体験ワークショップ
運行日
8月30日(火曜日)~12月11日(日曜日)の期間中の土曜日・日曜日・祝日
運行時間
午前11時から12時
運行場所
宮城県美術館前庭ほか
備考
天候等により中止となる場合があります。
リヤカーメラ体験ワークショップは、期間中延べ30日で参加者2,056人を達成しました。参加されたみなさま、そして運行に従事したボランティアのみなさま、まことにありがとうございます。
終了した公開制作
このページでお知らせする催しは、美術家・佐藤時啓氏による「公開制作」「展示公開」と「レクチャー」「ワークショップ」を一連の流れとして、元来は本年3月に実施を予定していたものです。
震災の影響により、「公開制作」の一部と、「展示公開」以下のプログラムについては中断・延期となっておりましたが、このたび日時を改めて継続実施の運びとなりましたので、再度参加者を募集します。
1.公開制作と展示公開
「リヤカーメラの制作」 佐藤時啓(美術家・写真家・東京芸術大学美術学部教授)
長時間露光の写真作品やピンホール写真作品,及び写真撮影の仕組みを用いたプロジェクトで知られる美術家の佐藤時啓さんに,自転車で移動可能なカメラオブスクラ(針穴カメラ原理を用いた映像を作り出す装置)を制作してもらいます。
リヤカーを改造して人が乗り込めるカメラは“リヤカーメラ”と名付けられ,映し出される景色が動くことによって動画となり,見慣れた風景さえも驚きの光の世界となって皆さんに楽しんでもらえることでしょう。
公開制作
期間
8月25日(木曜日)~8月26日(金曜日)
時間
各日とも10時00分~15時00分
場所
宮城県美術館創作室他
観覧料
無料
公開制作
期間
8月27日(火曜日)~12月11日(日曜日)
場所
宮城県美術館中庭他
観覧料
無料【9月から12月の土・日・祝日はカメラ乗車体験ができます。】
学生ボランティア募集
1.[公開制作スタッフ]
- 期間
8月25日(木曜日)~8月26日(金曜日)
- 内容
移動式カメラ・オブスクラ(リヤカーメラ)を制作します。
2.[展示公開スタッフ]
- 期間
9月~12月の土・日・祝日
- 内容
リヤカーメラの乗車体験ワークショップを行います。
【詳しい内容は、「平成23年度宮城県美術館ボランティア募集」を御覧になるか、教育普及部までお問い合わせください。】 tel:022-221-2114
2.レクチャーとワークショップ
「虫眼鏡で作るカメラ(のぞき箱)」 佐藤時啓(美術家・写真家・東京芸術大学美術学部教授)
美術家の佐藤時啓さんを講師に,映像表現についてのレクチャーと,カメラオブスクラ(針穴カメラ原理を用いた映像を作り出す装置)を制作して映し出される映像の世界を楽しむワークショップを行います。
レクチャー
日時
8月27日(土曜日)13時30分~15時30分
定員
80名
対象
18歳以上
会場
アートホール
お申込み
事前に創作室(022-221-2114)まで電話でお申込み下さい。レクチャーのみの参加も可能です。
ワークショップ
日時
8月28日(日曜日)13時00分~16時00分
定員
15名
対象
18歳以上
会場
創作室2
お申込み
事前に創作室(022-221-2114)まで電話でお申込み下さい。ワークショップのみの参加はできません。
材料費
1000円
デモンストレーター紹介
佐藤 時啓 SATO Tokihiro
- 1957 山形県酒田市に生まれる
- 1981 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
- 1983 同学大学院美術研究科修士課程修了
- 1993 ダイムラーアートスコープ受賞によりフランスに滞在
- 1994 文化庁在外研究員としてイギリスに滞在
- 1997 第6回ハバナ・ビエンナーレに日本人作家として初めて出品
- 1998 日本/ブラジル国際巡回展に招待される
- 2005 文部科学省先進教育研究実践支援プログラムでアメリカに滞在
- 現在、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授
最近の発表活動
- 1999
- 「佐藤時啓のまなざし 光―呼吸」酒田市美術館(郷里での最初の個展)
- 2005
- 「pin-holes」ギャラリーGAN(東京)
- 「pin-holes ?光の間?」山口情報芸術センター(山口)
- 「Tokihiro Sato: Photographic Light Panels」HAINES GALLERY(サンフランシスコ)
- 「Photo-Respiration:Tokihiro Sato Photographic」シカゴ美術館(シカゴ)
- 「Gleaning light」Leslie Tonkonow Gallery(ニューヨーク)
- 2006
- 「Tokihiro Sato - Japanese Photography」TAI Gallery(Santa Fe)
- 2007
- 「Gleaning Light」ギャラリーRAKU(京都)
- 「Tokihiro Sato: Photographic Light Panels」HAINES GALLERY(サンフランシスコ)
- 「Tokihiro Sato」 LIPF連州国際写真祭 (中国広東省)
- 2008
- 「光―呼吸:yama」佐藤時啓展 福島市写真美術館(福島)
- 2009
- 「マジック・ランタン」東京東京ミルキィウェイ・百万人のキャンドルナイト Spicaアートギャラリー(東京)
- 「佐藤時啓撮影展 光―呼吸」1839現代画廊(台北)
- 「佐藤時啓撮影展 光―呼吸」海馬廻 光畫館(台南)
- 「こころみる・ここをみる」ワークショップ+展覧会 茅野市美術館(茅野)
- 「佐藤時啓撮影展 光―呼吸」丹徳力アートスペース(北京)
- 「佐藤時啓撮影展 光―呼吸」北京日本文化交流センター(北京)
パブリック・コレクション
- Solomon R. Guggenheim Museum, New York
- Museum of Fine Arts, Houston
- The Art Institute of Chicago, Chicago
- Los Angeles County Museum of Art, Los Angeles
- The Cleveland Museum of Art
- The Middlebury College Museum of Art, Middlebury, Vt.
- Queensland Art Gallery, Brisbane, Australia
- 上海美術館(上海)
- 埼玉県立近代美術館(埼玉)
- いわき市立美術館(福島)
- 東京都写真美術館(東京)
- 原美術館(東京)
- 千葉市美術館(千葉)
- 山形美術館(山形)
- 東京富士美術館(東京)
- 国際交流基金(東京)
- 宇都宮美術館(栃木)
- 山梨県立美術館(山梨)
- 広島市美術館(広島)
- 栃木県立美術館(栃木)
- 夕張市美術館(北海道)
- 板橋区立美術館(東京)
ほか多数
過去の公開制作