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掲載日:2023年10月5日

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中学生・高校生ワークショップ活動の記録「作品をみる/版にふれる」

「作品をみる/版にふれる」

  • 日時:2022年8月11日(木曜日)午前10時~午後4時
  • 場所:創作室2
  • 対象:中学生、高校生及びそれに該当する年齢の方
  • 担当:鈴木裕樹(教育普及部職員)、細萱航平(教育普及部職員)
  • 参加者数:10人

 「作品をみる」では、美術館にある作品と、現在の私たちが行う表現のあいだのつながりを考えました。午後に行う「版にふれる」とのつながりから、特に「平面と転写」に視点をおいて、様々な作品を見ました。「版にふれる」では、板と針金だけで版画を行いました。版画を「する」活動を通して、「版」について考えました。

「作品をみる」午前10時~正午

 創作室で美術館の概要説明を行った後、近代~現代における美術作品の推移について、カメラの発達により写実画家の必要性が低くなり、それが一つの要因となって美術作品が変化してきたことなどに触れながら説明しました。その後、コレクション展示室へ行き、「平面と転写」という点に着目して全員で鑑賞し、その後、3~4人グループに分かれて、グループ内で感じたことを述べ合いながらじっくり鑑賞しました。最後にグループで気になった作品を挙げてもらい、気になった理由や作品から感じたことを発表しました。
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「版にふれる」午後1時~午後4時

 はじめに版の種類(凸版・凹版・孔版・平版)について説明を聞き、それぞれの特徴を確認しました。次に、針金で身近な物の形を写し取ったり、自由に曲げたりしながら形をつくりました。次に、その針金をベニヤ板に乗せてエッチングプレス機でプレスして版をつくりました。ローラーでインクを乗せ、ばれんで摺ったり、プレス機で刷ったりしながら、その表情の違いを楽しみました。刷り終わった作品を台紙に貼って完成させ、最後にそれぞれの感想を発表しました。
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