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4月から7月は野鳥たちの産卵・子育ての季節です。
5月にはヒナが巣立ちはじめ、県内いたるところで親鳥が巣立ちビナに口移しで餌を与える可愛らしい姿を見ることができます。
ところが、巣立ったばかりのヒナはまだうまく飛ぶことができません。
枝から枝に移動している間に、地面に落ちたりして、うずくまってしまうことがあります。
このようなヒナを見かけたら、ネコなどに襲われないように近くの枝先や植え込みの隙間にヒナを置いて、そっと立ち去ってください。
巣立ちの時期は、近くで親鳥がヒナのことを見守っています。
人間が近くにいると、かえって人間を警戒してヒナを助けにいけなくなります。
巣から飛び立ってもキチンと独り立ちできるまで、餌を運んであげたりしているのです。
決して、ヒナを保護し、家に連れて行ったりしないでください。
「可哀想だから」とヒナを拾って持ち帰っても、野生の生き物はうまく育てられません。
(カゴの中では飛ぶ力を養えず、人に馴れると、自然に戻しても他の動物に容易に捕食されてしまいます。)
また、法律でも事前に許可されていない捕獲・飼養は禁止されていますので、おやめください。
「野生動物を保護したい」「野生に返す手伝いをしたい」と思われる方は、ケガや病気の野生動物を一時療養し自然に返すボランティアなどを随時募集していますので、下記お問い合わ先にご連絡ください(原則として、ペット可の住宅にお住まいの方で、同居家族全員の同意・鳥や動物の飼育経験があり、ゲージや餌を自費で用意できる方)。
そのほか、野生動物に関する保護について、下記のリンク先もご参照ください。
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