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災害関連事業とは,風水害や震災等により土石流,地すべり,がけ崩れ等の土砂災害が発生した場所において,安全性の確保と災害の再発防止を目的として対策工事を実施するものである。
平成27年9月の関東・東北豪雨による連続した降雨により,平成27年9月11日に仙台市青葉区川平一丁目においてがけ崩れが発生した。宮城県では,被害拡大を防ぐため,吹付法枠工やグラウンドアンカーを整備した。
平成20年6月14日午前8時43分,岩手県内陸南部の深さ8キロメートルを震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し,栗原市で震度6強を観測した。これに伴い,東栗駒山(1,434m)の東側斜面(標高1,360m付近)で大規模な地すべりが発生し,流出した土砂が土石流となって駒の湯温泉までの4.8キロメートルを一気に駆け下った。駒の湯温泉周辺は,大量の土砂に覆われ,死者7人という甚大な被害となった。
被災後,宮城県では岩手・宮城内陸地震による土石流堆積物の下流への流出を防止するため,平成21年度から平成25年度にかけて4基の砂防えん堤及び渓流保全工を整備した。
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