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畜産経営の安定化のためには,自給飼料の増産が重要な課題となっています。畜産試験場では,場内で飼料作物の栽培試験を実施し,生育特性や生産性を調査して, 県内における栽培に適した品種の選定を行っています。今回は,飼料用トウモロコシ3品種及びイタリアンライグラス1品種について,新しく奨励品種として選定されましたので紹介します。
商品名 | 品種名 | 早晩性 | メーカーRM | 乾物収量 | TDN収量 | 耐倒伏性 | 耐病性 | 赤カビ耐性 |
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パイオニア93 | P9027 | 極早生 | 93 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
エスパス95 | SL0746 | 極早生 | 95 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
KD777NEW | KD777N | 中生 | 127 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
品種名 | 早晩性 | 越冬性 | 草丈 | 耐倒伏性 | 耐病性 | 収量性 |
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タチマサリ | 早生 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
栽培管理については,「牧草・飼料作物(県奨励品種)栽培の手引き」を基本とし,飼料用トウモロコシの栽植本数は,極早生品種7,500~8,000本/10a程度,中生品種6,000~6,500本/10a程度としてください。イタリアンライグラス播種量は2~3kg/10aとしてください。
より詳しい内容は「普及に移す技術」第96号(令和3年4月発行)No.10~12をご覧ください。
普及に移す技術(https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/res_center/hukyuu-index.html)
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