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丸森町筆甫地区では山菜を活用した地域特産品づくりに取組んでおり,普及センターでは2カ年にわたりわらび等の栽培技術支援を実施してきました。本年度は山菜の加工品の試験販売を計画し,第3回目としてふきの加工品開発について講座を開催しました。講師には,一般社団法人みのり佐々木理事をお招きし,加工品開発で重要な原価計算や加工の実習を行いました。原価計算は,今回試作している商品について固定費や変動費の考え方に基づき実際に原価計算を行うなど,実践的な内容を実習しました。特に,加工にかかる作業時間の算出による人件費を算出するなど,きちんと利益が確保できる設計を学習しました。普及センターでは今後も引き続き,試作の改良や保存試験等に取り組み,試作販売に向けて支援をしていきます。
原価計算の実習
試作品の検討
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3496
FAX:0224-53-3138
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