宮城県ころ柿出荷協同組合現地検討会が開催されました
- 白石市,蔵王町,丸森町は干し柿の生産が盛んな地域ですが,令和3年4月の凍霜害で甚大な被害が発生しました。宮城県ころ柿出荷協同組会は技術対策の検討するため,6月9日に丸森町で現地検討会を開催し,当日は13人の組合員が参加しました。
- 普及センターからは,凍霜害を受けた場合の事後管理,病害虫防除対策について説明を行い,3園地を巡回して被害程度を確認し,新梢管理を実演指導しました。
- 被害が大きかった園地では,花芽が全て枯死し,1か月程度遅れて副芽や不定芽が発芽しており,新梢数も少ない状況です。着果数や新梢発生状況は園地,樹,側枝ごとに異なり,被害程度に応じた管理が必要です。また,着果していない園地でも次年度に向けて病害虫防除を確実に行うよう呼びかけました。
- 普及センターでは,今後も凍霜害対策の技術支援を行っていきます。
<連絡先>大河原農業改良普及センター先進技術第二班
TEL:0224-53-3431FAX:0224-53-3138