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県内一のなし産地である蔵王町では,4月の凍霜害で甚大な被害が発生しています。
JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会は6月9日に現地検討会を開催し,その後の技術対策を検討しました。
当日は35人の部会員が参加し,農業・園芸総合研究所花き・果樹部果樹チーム職員を講師として実施しました。
検討会では,普及センターから,気象経過,生育状況,凍霜害を受けた場合の管理,病害虫防除について説明を行いました。
その後,4園地を巡回し,着果数や果実の障害程度,新梢の発生状況を確認し,凍霜害を受けた場合の摘果や新梢管理について実演指導を行いました。
被害程度は,園地,樹,側枝ごとに異なり,適切な管理が必要であることを農業・園芸総合研究所の指導のもと確認しました。また,次年度に向けて病害虫防除を確実に行うよう呼びかけました。
普及センターでは,今後もJAみやぎ仙南,試験研究機関や蔵王町をはじめとした行政機関と連携して,凍霜害対策の技術支援を行っていきます。
大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138
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