令和3年度ジュニア・リーダー中級研修会【北部】
期日
令和3年7月26日(月曜日)~7月27日(火曜日)
会場
1日目:国立花山青少年自然の家[宮城県栗原市花山字本沢沼山61-1]
2日目:宮城県大崎合同庁舎[宮城県大崎市古川旭四丁目1-1]
参加者数
大崎市[高校生]4人[中学生]4人
加美町[高校生]1人
研修会の様子
今年度は一部の講義がオンライン配信となり,参加者は事前に動画を視聴して学んだ内容等をレポートにまとめ,提出しました。研修当日は宮城県社会教育協会講師によるレクリエーション活動やプログラム作成活動,シニアリーダーとの情報交換活動等に取り組みました。活動全体を通して参加者同士が活発に意見交換し,互いに切磋琢磨しながらジュニア・リーダーとしての資質を高めました。
最終日には,グループごとに10分程度のレクリエーションを企画し,「リーダー役」と「子供役」に分かれて実践した後,相互評価の活動を行いました。子供の目線から評価し合うことで,リハーサルを行うことの効果や,活動の目的を共有して実践することの大切さ等を学びました。
参加者の事後の感想(抜粋)
- 中級研修は雰囲気も良かったため,すごく講習が受けやすかったです。これからも子供たちを目一杯楽しませてあげるということを目標に活動していきたいと考えています。
- 学校の授業や部活動ではなかなかできない貴重な体験をすることができました。高校生の人たちと交流を深める機会にも恵まれ,僕にとっては有意義な研修会だったと思います。プログラム作成活動については,チームワークの大切さ,コミュニケーションの大切さや難しさ,さまざまな考えを持った人たちの意見をよく聴きながらまとめることの難しさなどを経験することができました。
- 子供たちを楽しませるためには,ただ単にレクリエーションをすれば良いという訳ではなく,子供目線で遊びを考えて工夫することが必要だと分かりました。遊びを主催する側として,「みんなにどうなってほしいのか」という目的を明確に運営することで,遊びの流れを円滑に考えることができるし,子供達とも自然に楽しく活動できると学びました。
- 「コロナウイルスへの対策について学ぶ」という目標を立ててこの研修会に参加しましたが,それ以上に多くのことを学ぶことができました。特に,他地域との交流を通して鹿島台の活動に生かせるような活動を知ったことや,実際に活動のシミュレーションをして改善点が見つかったことが,私にとってプラスになった点だと思います。
- 1日目の花山での研修では,シニアリーダーとの活動でレクリエーションやコロナ禍での安全対策について学ぶことができました。応急手当やAEDの使用方法等も復習できて,とてもためになりました。2日目の合同庁舎でのプログラム作成活動では,5W1Hを意識し,1日目のレクリエーション活動を生かすことができました。
- 今回の中級研修で一番心に残っているのは,「自分たちで企画し運営する」ということです。今,コロナが流行していますが,だからこそジュニア・リーダーとして地域を活性化していけるように,しっかりとコロナ対策をしてちょっとした祭りを開催したり,子供と大人が一緒に体験できることをしたりして,少しでも古川のためにできることをしていきたいと思いました。
- 2日間の中級研修会を通して頑張ったことは,レクリエーション活動を通した集団づくりです。レクリエーションは大事な活動なので,「子供と一緒に楽しく遊べるかを考えてやること」を目標にしていました。レクリエーション活動を通した集団づくりでは,講師の人たちと実際にレクリエーションを体験し,終盤でレクリエーションにおけるアドバイスをもらいました。
- 私は今回の中級研修会において,ジュニア・リーダーとしてのスキルを確実に上げることと,今後の活動を見据えての課題を明確にするということを目標に掲げ参加しました。コロナウイルスの影響を受け,従来の形での実施とはなりませんでしたが,少人数の中で主に実習を多く取り入れたカリキュラムのもとで2日間学習することができました。
- レクリエーションの実習では,子供たちに遊びの中で「協力すること」を間接的に教える大切さを知りました。マーカーの上を正しい順番で歩くゲームでは,「間違っても大丈夫,間違うことが前提」という状況を作り,その場にいる全員がチームとなってゴールを目指す仲間意識が生まれました。こうした学びをゲームの中で感じられるように意識していきたいです。シニアリーダーとの実習は,過去に先輩方がどのような活動をしていたのかを知る良い機会でした。さらに,私たちの悩みにもアドバイスしていただき,得るものが多かったです。
過去の研修会の様子