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決算に関連する用語解説

用語解説

予算現額(よさんげんがく)

当該年度に執行する全事業のもととなる予算の総額であり、当初予算に補正予算と前年度からの繰越予算を加除した総額をいいます。

調定額(ちょうていがく)

調定とは、その歳入の内容を具体的に調査し、収入すべき金額を決定する行為、つまり県の内部的意思決定の行為をいい、その決定した額が調定額となります。

収入済額(しゅうにゅうずみがく)

当該年度に調定したもののうち、出納整理期間(下記参考をご覧ください。)までに納入されたものをいいます。

出納整理期間(すいとうせいりきかん)

会計年度内に収入又は支出すべきと確定したものの、未収又は未払いとなっているものについて、収入又は支出を行うために設けられている期間で、会計年度終了後の4月1日から5月31日までの期間をいいます。この期間内であれば、前会計年度の収入と支出の整理を行うことが可能です。

過誤納額(かごのうがく)

県に債務のある方が本来納めるべき額よりも多く納入した額、あるいは県に債務がない方が誤って納入してしまった額をいいます。当然、県はこれらについてお返しします。

不納欠損額(ふのうけっそんがく)

既に調定した歳入が、督促等を行ったにもかかわらず納付されずに時効が到来してしまった場合や、法令に基づいて債務を免除した場合などについて、損失として処分を行った額をいいます。

収入未済額(しゅうにゅうみさいがく)

当該年度の歳入として調定した収入のうち、出納整理期間(上述の「収入済額」の参考をご覧ください。)までに納入されなかった額をいいます。この収入未済額は、翌年度も引き続き徴収に努めることになります。

支出済額(ししゅつずみがく)

当該年度の歳出のうち、出納整理期間(上記参考をご覧ください。)までに支出されたものをいいます。

翌年度繰越額(よくねんどくりこしがく)

当該年度に事業が終了しなかったことなどにより、翌年度に実施することとなった分に対する額をいいます。

不用額(ふようがく)

事業に要した経費が予算よりも少なく済んだ等の理由により、支出しなかった額をいいます。

繰越明許費(くりこしめいきょひ)

歳出予算の経費のうち、その性質上または予算成立後に生じた事由により、当該年度内に支出が終わらない見込みがあるものについて、翌年度に繰り越して使用できることとしたものをいいます。ただし、繰越しできるのは翌年度限りで、あらかじめ議会の議決が必要です。

事故繰越し(じこくりこし)

歳出予算の経費のうち、当該年度に支出負担行為(支出の原因となるべき契約その他の行為)を行ったが、その後の避けがたい事故によって当該年度内に支出が終わらなかった経費について、翌年度に繰り越して使用できることとしたものをいいます。

実質収支額(じっしつしゅうしがく)

当該年度の収入済額から支出済額と翌年度へ繰り越すべき財源(繰越事業の支出にあてる財源のうち、すでに収入しているもの)を差し引いたものをいいます。当該年度に本来属するべき収入と支出の差であり、財政状況を判断する一つの基準になります。

お問い合わせ先

出納総務課総務班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 2階

電話番号:022-211-3312

ファックス番号:022-211-3329

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