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平成23年3月に発生した東日本大震災の最大の被災県である本県の責務として,かけがえない命を守り,同じ悲しみを繰り返さないためにも,東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝承し,国内外に広く発信していくことが必要です。
このことを踏まえ,新たに「復興・危機管理部」とその部内に「復興支援・伝承課」を設置したほか,「新・宮城の将来ビジョン」の「被災地の復興完了に向けたきめ細かなサポート」の4つの取組分野の一つとして,「復興事業のフォローアップと成果・教訓の伝承」を位置付けるとともに,本県の震災伝承の取組の方向を明示し,その取組を着実に進めていくため,「東日本大震災の記憶・教訓の伝承に関する基本方針」を定めることとしました。
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