高齢者人口調査結果(平成27年度)
高齢者人口について
1 調査の目的
この調査は,県における高齢者人口の動向,在宅のひとり暮らし高齢者数を毎年把握し,各種施策の推進をはじめ,県及び市町村が策定している「高齢者福祉計画」の基礎数値として活用するため,実施しているものである。
2 調査の主体
宮城県
3 調査の方法
県が各市町村に調査を依頼し,住民基本台帳を基に各市町村で調査した数値を集計。なお,住民基本台帳法の改正に伴い,平成26年からは外国人を含む数字となっている。
4 調査時点
平成27年3月末現在
5 調査結果の概要
(1)高齢者人口
- 県の高齢者人口(65歳以上人口)
高齢者人口は576,141人となっており,総人口の増加率が-0.04%であるのに対し,高齢者人口の伸び率は3.4%増加となっている。
- 県の高齢化率(総人口に占める高齢者人口の割合)
高齢化率は24.8%で前年と比較して0.8ポイント上昇している。
- 広域圏別高齢化率の状況
高齢化率の一番高いのは栗原圏(34.6%),次いで気仙沼・本吉圏(33.8%),登米圏(29.9%),仙南圏(29.4%),石巻圏(28.9%),大崎圏(28.0%),仙台圏(22.0%)となっている。
- 市町村別高齢化率の状況
高齢化率が一番高い市町村は七ヶ宿町(45.8%),次いで女川町(36.3%),丸森町(36.0%),山元町(35.7%),栗原市(34.6%)の順で,17市町が30%を超えている。一方,高齢化率が一番低い市町村は富谷町(16.5%)で,次いで利府町(18.7%),名取市(20.3%),大和町(20.4%),仙台市(21.5%)の順となっている。また,過疎指定9市町における高齢化率は30.4%で,その他の市町村(23.0%)と比べ高くなっている。
(2)在宅のひとり暮らし高齢者
- 在宅ひとり暮らし高齢者の状況
在宅ひとり暮らし高齢者数は100,709人で初めて10万人を超え,65歳以上の人口に占める割合は,17.5%となっている。
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