掲載日:2015年5月14日

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東松島市大曲地区 営農再開した水田で知事が田植え

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平成27年度 東松島市大曲地区 復旧・復興イベント

東日本大震災により全142haの農地が被災した大曲地区では,復旧工事が進められ,平成26年度末までに51haで営農を再開しています。加えて,38haの復旧が完了し,平成27年度から営農再開可能となりました。平成28年度に全面積での営農再開を目指し,復旧工事が進められています。

H27年5月8日 東松島市大曲地区上納工区 水稲作付け

平成27年5月8日,大震災による甚大な被害から復旧・復興し,今春から営農再開した農山漁村地域復興基盤総合整備事業「大曲地区」上納(じょうのう)工区のほ場にて,村井知事らによる田植え,及び県産の「ササニシキ」等の地元の食材を食する「さなぶり」のイベントが開催されました。

今回のイベントは,キリンビールが県産のササニシキを副原料として製造する「一番搾り仙台づくり仙台工場限定醸造」の販売促進イベントとして実施されたもので,JA全農みやぎ等が協賛し開催されました。

イベントは,地域の農業の将来を担うべく設立された「株式会社ぱるファーム大曲」の施設及びその付近のほ場で行われました。知事からは「目の前の水田を眺めると復興の手応えを感じる。」との言葉や,ぱるファームの熱海常務からは「復興した農地でこのようなイベントが開催され感無量である」との話があり,かまど炊きのササニシキ等の県産食材を食しながら,参加者全員で復旧・復興を実感しました。

今回の田植えが行われた上納工区は,大曲地区の中でも定川破堤の影響により土砂やガレキが大量に堆積した箇所で,営農再開までに4年の歳月を費やしました。しかしながら,東松島市が行う防災集団移転宅地造成事業区域の表土の活用や,災害復旧事業と併せて行う農地整備事業によって,大区画かつ表土も確保された優良なほ場へと生まれ変わっています。

大曲地区農地復旧復興だより 第5号(PDF:1,050KB)


田植え後の記念撮影

地域の食材を食べる村井知事ら参加者の様子
田植え後は地域の食材を食べました

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お問い合わせ先

東部地方振興事務所 農業農村整備部農村振興班

宮城県石巻市あゆみ野五丁目7番地 宮城県石巻合同庁舎4階

電話番号:0225-95-7922

ファックス番号:0225-96-4880

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