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3月27日(月曜日)、県内にある就労継続支援B型事業所(※)のうち、工賃向上の取り組みが特に優れている社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会「ワーキングギルド花梨」を優良事業者として表彰しました。
県では、福祉的就労を行う障害者の工賃が増えるよう「第四期宮城県工賃向上支援計画」を策定し、目標とする平均工賃月額を4万円と定めています。
受賞した社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会の加藤施設長は「受賞が決定したとき、利用者から喜びの声が上がった。工賃は利用者の生きがいとなる重要なもの。さらなる工賃向上に向けて意欲的に取り組んでいきたい」と意気込みを述べました。
坂井保健福祉部理事は「平均工賃月額4万円を達成されたことは、利用者及び職員の皆様のご努力の成果であり、心から敬意を表する。この取り組みが他の事業所にも広がることを期待している」とたたえました。
(※)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)に基づく就労継続支援のための福祉サービス。一般企業への就職が困難な障害者に就労の機会を提供するとともに、生産活動を通じて、知識と能力の向上に必要な訓練などの福祉サービスを提供するもの。雇用契約を締結するA型と雇用契約を締結しないB型がある。
左から社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会 加藤施設長、坂井保健福祉部理事
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