ここから本文です。
本年度2回目の公開制作は、仙台市在住の作家川村智美さんの映像インスタレーションとワークショップをおこないます。その映像を身に纏った時、私たちの身心はその輪郭が揺らぐかもしれません。
2015年3月14日(土曜日)〜29日(日曜日) 休館日:3月16日(月曜日)、23日(月曜日)
宮城県美術館 創作室ロビー
《Fitting Room》は身体で観る映像作品です。またはもしかしたら注文の多い洋服店です。
会場では、案内に従い、洋服を選んで、鏡の前で試着をしてください。
川村智美
1982年宮城県石巻市生まれ。東北芸術工科大学情報デザイン学科映像コース卒。視覚と触覚の関係性を『Fitting Room』(2005)で表現し、デジタルスタジアム入選。2002年よりブログによる写真日記をはじめ、2011年5月から家と家族にまつわる記憶の記録『このあしもとにつづく』を発表している。
…FittingRoom「デジタル・インターコネクション」展第三部 東北芸術工科大学映像コース展示(町田市立国際版画美術館/東京/2004年3月)
…REM(2003年/ビデオ作品)
いろんな素材を使って洋服の触感をつくり、試着し合います。
4日間・全7回・各90分・定員各回とも5名ずつ(事前申込、申込みは1名様1回限りです。)
電話(創作室:022-221-2114) もしくは、創作室まで直接お申込下さい。
ワークショップ参加者は準備物はいりません。絵の具などを使える服装でおいでください。
※期間中、ワークショップおよび上映日以外は空間の展示と作家の作業のみとなります。
3月21日(土曜日)・22日(日曜日)・28日(土曜日)・29日(日曜日)
10時00分〜16時30分
参考作品《不在の向こう》 2013年
サイズ:インスタレーション
素材:鉄、グリース、樹脂、DVD,プロジェクター
場所:ギャラリー現、東京
「美術」あるいは「アート」と呼ばれる表現方法が驚くほど多様化している中で、新たな手法を意欲的に取り入れつつ、「作る」という根本的な身体の活動を制作の軸とし続けている勝又豊子。
今回は、鉄材の溶接作業やペンによるドローイング、樹脂の加工など、作品を構成するさまざまなパーツの制作を創作室において公開します。最終日には、期間中に制作された各パーツを創作室ギャラリーに配置し、一つの作品となります。
勝又豊子
1949年,宮城県生まれ。自身の身体感覚が観る者に追体験されるような空間を,写真や映像,鉄などによる立体造形をつくりだしている。2003年宮城県美術館「アートみやぎ2003」展出品。2013年宮城芸術選奨受賞。
期間:9月30日(火曜日)~10月19日(日曜日)
場所:創作室ギャラリー
作品には触れないよう、ご観覧お願いします。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
こちらのページも読まれています