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県教育委員会が,平成19年度に本県小中学校児童生徒の学習内容の定着状況及び学習意識等について調査を行った結果がまとまりました。
今年度は,岩手・和歌山・福岡・宮城の4県で3年間実施してきた「統一学力テスト」の終了を受けて,仙台市を除く県内小学5年生及び中学2年生対象の悉皆調査として宮城県単独で実施しました。県内小学5年生及び中学2年生対象の悉皆調査としては4年目に当たります。
県教育委員会としては,この4年間,児童生徒の学力向上を本県教育の最重要課題と位置付けて,各種施策を展開してまいりました。これまでの実践をとおし,本県児童生徒の学力向上に向けての取り組みは,依然課題はあるものの,その成果が徐々に現れてきている面もあるととらえています。
これは,各市町村教育委員会及び各学校が,調査結果の分析を踏まえ,授業改善や学習習慣形成等の学力向上の取組を着実に積み重ねてきた成果であり,学力向上のための「計画→実践→評価→改善」のサイクルが確立されつつあることによるものであります。
県教育委員会は,今後も「教員の教科指導力の向上」と「児童生徒の学習習慣の形成」,そして「教育環境基盤の充実」の三つを柱として,教育施策の充実を図り,各市町村教育委員会及び各学校の取組の一層の充実を支援していきたいと考えております。
「平成19年度宮城県学習状況調査・学習意識調査結果報告書」には,調査結果の概要,各教科の結果状況,課題及び改善方策,学習意識調査の結果等を掲載し,併せて,地域・市町村別の問題ごとの結果状況,今年度より実施された全国学力・学習状況調査の結果状況との比較分析も掲載しております。
各市町村教育委員会及び各学校において,本県児童生徒の一層の学力向上に向け,本報告書を広く活用いただければ幸いです。
授業改善に活用できるよう,結果報告書を分割して掲載しております。
各学校等でプリントアウトするなどして,教材研究や授業構想のヒントとして,活用してください。
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