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県教育委員会が,平成18年度に本県小中学校児童生徒の学習内容の定着状況及び学習意識等について調査を行った結果がまとまりました。
今年度は,県内小学5年生及び中学2年生対象の悉皆調査を開始して3年目に当たり,岩手・和歌山・福岡・宮城の4県が共同で実施してきた「統一学力テスト」の最終年度に当たります。
県教育委員会としては,この3年間,児童生徒の学力向上を最重要課題と位置付け,各種施策を展開してまいりました。
その成果が徐々にではあるが表れつつあるものととらえています。
これは何よりも,各市町村教育委員会及び各学校が,分析結果を踏まえ,授業改善や学習習慣形成等の学力向上の取組を着実に積み重ねてきた成果であり,学力向上のための「計画→実践→評価→改善」のサイクルが確立されつつあることによるものと認識しています。
県教育委員会は,今後も「教員の教科指導力の向上」と「児童生徒の学習習慣の形成」,そして「教育環境基盤の充実」の三つを柱として,教育施策の充実を図り,各市町村教育委員会及び各学校の取組の一層の充実を支援していきたいと考えております。
「平成18年度宮城県学習状況調査・学習意識調査結果報告書」には,調査結果の概要,各教科の結果状況,課題及び改善方策,学習意識調査の結果等を掲載し,併せて,地域・市町村別の問題ごとの結果状況等についても参考資料として付しています。
各市町村教育委員会及び各学校において,本県児童生徒の一層の学力向上に向け,本報告書を広く活用いただければ幸いです。
授業改善に活用できるよう各教科ごとに「授業改善のヒント」などを掲載しました。
各自プリントアウトするなどして,教材研究や授業構想のヒントとして,活用してください。
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