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近年、牡鹿半島ではニホンジカの生息数の急増により農林業・生活環境被害の増大と半島外への生息域の拡大が見られます。また、生息数の増大による下層植生への食圧の増大は林床崩壊による土砂崩落を招き、将来的には漁業への影響も憂慮されます。このことから当該地域のニホンジカを適正に管理し、被害を軽減し人との軋轢を解消し、ニホンジカを含めた生物の多様性の確保を図るため「牡鹿半島ニホンジカ保護管理計画」を策定しました。
しかし、個体数調整に関する事項については、推定生息数等の不確定要素が多数存在するため、平成20年11月1日から平成22年10月31日までの2か年の計画としていたところ、今般、平成22年11月1日から平成24年3月31日までについて内容の見直しを図ることとしたものです。
県民の皆様には、この期間に山野に入る際には、目立つ服装にされるなど事故防止に御協力くださるようお願い申し上げます。
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