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山や平野、川、海などの様々な環境の中で、いろいろな生きものが生息・生育していることを「生物多様性」と言います。
私たちの生活や文化は、この生物多様性がもたらす恵みによって支えられています。
宮城県では、この「生物多様性」を守り、その恵みを利用しつつ、将来の世代に引き継ぐため、平成27年3月に「宮城県生物多様性地域戦略」を策定し、様々な団体と協力して取組を行っています。
平成27年3月の策定から5年が経過したことから、社会情勢の変化や、地域戦略に基づく取組の進捗状況等を計画に反映させるため、令和2年3月に本地域戦略を改訂しました。
このページでは、生物多様性に関する宮城県の取組を御紹介しています。
【生物多様性についてのアンケート】~生物多様性認知度調査~を行っています。
(令和7年1月31日(金曜日)まで)
生物多様性について知っている人、知らない人、様々な人にアンケートをお願いしています。3~4分ほどで答えられる内容です。是非ご協力をお願いします。
アンケートページはこちら
宮城県生物多様性地域戦略はこちら
生物多様性と私たちの行動の関わり(PDF:1,001KB)
国際生物多様性の日とは、国連が生物多様性問題に関する普及と啓発を目的として定めた国際デーです。
1992年5月22日に生物多様性条約の本文が生物多様性条約交渉会議において採択されたため、毎年5月22日を国際生物多様性の日としています。
地球には、3,000万種ともいわれる多様な生きものがいます。
ゾウのように大きなものから細菌のように小さなものまで、いろいろな生きものがいて、お互いつながりあい、支えあって生きています。
生物多様性とは、このように生きものが暮らす環境が様々あり、その中で多種多様な生きものがお互いつながり影響しあって、個性豊かに生命を育んでいることです。
私たちの暮らしは、食べ物や衣服、飲み水など、色々なかたちで生きものがもたらす恵みに支えられています。
私たちが暮らす宮城県には森や川、沼、海など様々な環境があり、いろいろな生きものが住んでいます。それぞれの生きものが自然を介して他の生きものと関わりを持っていることで、私たちは自然から多くの恵みを受けています。
豊かな自然を守り育て、自然の恵みを持続的かつ上手に使い、将来世代に引き継ぐために、多くの人々に理解し、共有していただきたことを「宮城県生物多様性地域戦略」としてまとめています。
詳しくは宮城県生物多様性地域戦略についてのページをご覧ください(地域戦略のページへリンクします。)
将来世代を担う子どもたちが「生物多様性」を理解するきっかけとして,身近な自然に触れ親しみながら、自然やそこに住む生きものの命の尊さを学ぶことのできるイベントを実施します。
令和5年度イベント情報
・令和5年度生物多様性学習イベント
令和4年度イベント情報
・令和4年度生物多様性学習イベント
令和3年度イベント情報
令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、「海」や「川」に関連したイベントを3回実施することができました。
県民の皆さんに、私たちと自然や生きもののつながりを考えてもらおうと、生物多様性にまつわる様々なテーマでフォーラムを開催しています。
令和5年度は動物園を会場にして、専門家から水鳥のシジュウカラガンについての話を聞き、動物園内での動物観察や体を動かしながら学ぶワークショップをとおして生きものの形態や生態から生物の多様性の面白さ、人との関わり、動物園の役割などについてみんなで考えます。その後、バスに乗車し、大崎市内の蕪栗沼(飛来状況により化女沼に変更)で「ねぐら入り」を実際に観察します。
日 時 令和5年12月2日(土曜日) 10時30分~18時20分
集合場所 仙台市八木山動物公園 ふれあい館多目的室(仙台市太白区八木山本町1-43)
対 象 小学4年生以上の児童・生徒とその保護者 大人だけの参加もOKです!
講 演 お帰りシジュウカラガン!ふるさと、仙台へ
呉地 正行 さん 日本雁を保護する会 会長
体 験 1.動物園でシジュウカラガン博士になろう!
仙台市八木山動物公園 飼育展示課
2.シジュウカラガンのねぐら入り観察
定 員 50名(事前予約が必要です)※定員を超える場合は先着順とさせて頂きます。
費 用 無料(別途入園料、駐車料金等必要)
締 切 募集を終了しました。
共 催 宮城県自然保護課 仙台市八木山動物公園
生物多様性の保全やその承継に取り組む県内の学校、学年、学級について、表彰し讃えることで、生物多様性の保全について、継続的な取組を応援しています。
取組が特に優れていることから、次の6校に対して表彰状及び副賞(額縁)を授与しました。
「生物多様性」について感じ、学ぶことができる宮城県内の施設を紹介したマップを作成しています。
たくさんの施設を訪れて、思いっきり遊んだり、自然の豊かさに触れたりして、自然と人との関わりを見つけてみましょう。
詳しくはみやぎの生物多様性マップのページをご覧ください(マップ掲載ページへリンクします。)
「宮城県生物多様性地域戦略」では、豊かな自然を引き継ぐ」ことを基本方針のひとつに掲げています。
将来世代を担う子どもたちに「生物多様性」の理解に必要な視点を与えるとともに、生きものを守る行動の大切さを理解させ、その実践を促すことを目的として、小学生(主に3・4年生)を対象にした教材を作成しました。
学校の授業や環境学習イベントの場などでぜひ御活用ください。
詳しくは生物多様性学習教材のページをご覧ください(学習教材のページへリンクします。)
生物多様性を保全する大切さについて、広く県民の皆さんに知ってもらうため、自治体・教育機関・自然ふれあい施設等に対して、生物多様性普及・啓発パネルの貸出を行っています。
パネル貸出規定の内容をよく御理解いただき、電話にて予約状況の確認(仮予約)をしていただいたうえで、パネル貸出申請書により申請願います。
生物多様性に関する理解をより深めてもらうため,次のとおり出前講座を実施しています。
番号 | メニュー名 | メニューの概要 | 講座時間 |
---|---|---|---|
25 | 宮城県の生物多様性 | 「生物多様性」とは何か,私たちが豊かな自然から受け取る“恵み”などを交えながら分かりやすく説明します。 | 45~60分 |
みやぎ出前講座についての詳細や,申込み方法はみやぎ出前講座のページをご覧ください(広報課のページへリンクします)。
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