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令和6年6月1日(土曜日)に、はまなすホール(気仙沼市本吉町)において、「津波防災シンポジウム 切迫する巨大地震と津波への備え~能登半島地震の経験をどう活かすか~」を開催しました。県では平成18年度から津波防災意識の向上を目的として、シンポジウムを開催しており、今年で15回目となります。
東日本大震災以降は、シンポジウムを通じて津波防災と津波災害伝承、伝承継続の重要性について理解を深めてきましたが、今年は、令和6年1月1日に発生した能登半島地震や今後発生が想定されている、日本海溝・千島海溝型地震に関連し、「切迫する巨大地震と津波への備え~能登半島地震の経験をどう活かすか~」をテーマに、地震や津波に対する今後の備えについて考えるという内容でした。
当日は264名の方々にご参加いただき、今後発生が想定されている、地震・津波に対する備えについて、一緒に考えました。
県としては、今後とも、このようなシンポジウムを開催し、たくさんの方々に知っていただき、地域における津波防災意識の向上や東日本大震災の伝承継続を図ってまいります。
基調講演1.は、「日本海溝・千島海溝周辺での海溝型地震・津波への備え」と題して、東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授にご講演いただきました。
基調講演:東北大学災害科学国際研究所・今村文彦教授
基調講演2.は、「能登半島地震と宮城県で想定される直下型地震」と題して、同大学の遠田晋次教授にご講演いただきました。
基調講演:東北大学災害科学国際研究所・遠田晋次教授
また、エフエム仙台の板橋恵子さんをコーディネータにお招きし、「能登半島地震の経験を今後の備えにどう活かすか」をテーマに、地域の防災関係者や能登町への派遣職員を交えてパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションの様子
当日は264名の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
同時開催として、「3.11復旧・復興パネル展」を開催しました。
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