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第33回なぎさシンポジウムin宮城が2021年11月11日木曜日に開催されました。
全国なぎさシンポジウムは、人と海の接点である「なぎさ」をテーマに意見交換し、その役割と大切さを再認識することを目的として毎年開催されている全国規模のシンポジウムです。
『つなぐ復興となぎさ~受け継がれる宮城の海辺~』をテーマに、宮城県の沿岸地域の学生と本間ちゃんこと本間秋彦さんによる“なぎさ”に関わる取り組み発表、東北大学大学院の田中仁教授による特別講演、Reborn-Art Festival実行委員会事務局長の松村さんをはじめとした、さまざまな立場から宮城の“なぎさ”についてトークするリレートークなどを行いました。
児童・生徒の取組発表、被災地のなぎさの賑わいの創出や海の環境を守るための取組などの紹介があり、ゲストとのやりとりなどを通じて、これからの未来へつなぐ「なぎさ」について、私たちが「できること」について考えることができた非常に有意義な内容のシンポジウムとなりました。
新型コロナウイルス感染症対策をとった会場には約50人が訪れ、WEB配信では約470名の方々に視聴いただきました。
録画した動画は以下から視聴できます!!!
(リレートークのみの動画となります)
「なぎさ」を学びの場として、動植物や自然環境の保護活動を行っている児童・生徒に取組発表をいただき、未来へつなぐ「なぎさ」の役割と大切さについて考えました。
生物多様性の分析、官民連携の活動、小学生でもできる地球温暖化対策などの発表がありました。本間秋彦さんと楽しいやりとりのなかで、「自慢の海を自分たちが守る」「父親のように漁師になる」などの頼もしい意見もありました。
東日本大震災の津波によって被害を受けた砂浜に奇跡的に残ったハマヒルガオ等の海浜植物の保護活動
ラムサール条約湿地に登録された南三陸町志津川湾の生物についての学び
海洋教育として、地域の業者の協力のもとで行った、ワカメの体験学習や生物調べなど小泉の魅力を発信
東日本大震災の津波により環境が変化した干潟や自然環境を守り伝えるための様々な取り組み
「リレートーク」では、宮城の「なぎさ」をフィールドとして,さまざまな活動をされている方々を迎え、トークを通じて、人と海のより良い関係を築くために、私たちが「できること」について考えました。
被災地の賑わいの創出や海の環境を守るための取り組みなどの紹介を頂きました。
コーディネーターやゲストとのトークを交え,東日本大震災と復興で変化したみやぎの「なぎさ」と、これから人がどう付き合っていくか、次世代の未来に受け継ぐことの大切さについて感じ取ることができました。今、私たちが「できること」について考える良い機会になりました。
また、今後のよりよい活動となるような具体的な提案があるなど、とても有意義な意見交換となりました。
ゲスト:本間 秋彦氏(牡鹿郡牡鹿町出身(現石巻市))
コーディネーター:東北大学大学院工学研究科教授 田中 仁氏
出演者:南三陸町自然環境活用センター研究員 阿部 拓三氏
出演者:Reborn-Art Festival実行委員会事務局長 松村 豪太氏
出演者:SEVEN BEACH PROJECT実行委員長 みやぎ海岸美化協議会代表 久保田 靖朗氏
パネル展では、児童・生徒の取組、海岸、観光、環境など、100点を越えるパネルなどを展示しました。
第33回全国なぎさシンポジウムin宮城 チラシ(PDF:1,772KB)
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