新石巻合同庁舎について
東日本大震災で被災し移転建替を進めてきました新石巻合同庁舎が完成し、平成30年2月末より開庁しています。
新庁舎の概要
鉄骨造 地上5階建
入居機関
県税事務所 保健福祉事務所 児童相談所 地方振興事務所 土木事務所 教育事務所
所在地・電話番号
石巻市による区画整理に伴い,平成30年8月25日より住所表記が下記のとおり変わりました。
〒986-0850 宮城県石巻市あゆみ野五丁目7番地
Tel:0225-95-1411(代表)
※旧住所:〒986-0861 石巻市蛇田字新沼田12番地 4街区1画地
施設の特徴
災害に強く圏域の防災拠点機能を備えた庁舎
- 地域の防災活動拠点として、最新の総合耐震基準に適応した安全性の高い庁舎とするため、大地震における構造体の耐震安全性目標分類「2類」とし、人命の安全と十分な機能の確保
- 災害時に業務継続を可能にするため、72時間稼動可能な非常用発電設備、40kWの太陽光発電設備と40kWhの蓄電池、食料備蓄倉庫、災害対策会議室を設置
- 断水時の対応として3日分のトイレ洗浄水槽を設置
- 駐車場に災害時のためのヘリポート(場外離着陸場)を設置
多様な行政ニーズに対応できる利便性の高い庁舎
- 可動間仕切り壁により多目的に使用できる会議室
- ユニバーサルデザインに配慮し、誰でも使いやすい多目的トイレを各階に設置
- 衛生面に配慮した出入口にドアのないドアレストイレ
- 高度情報化と組織改編に対応可能なOA床採用の執務室
- 総合案内板は4か国語表記(日本語・英語・中国語・韓国語)とし国際化に対応
地球環境・周辺環境に配慮した庁舎
- 太陽光発電設備による再生可能エネルギーの利用
- 日影による影響等を考慮し、高さのある庁舎棟を敷地の南西側へ配置
- 熱負荷低減のため屋根及び外壁の断熱工法、Low-E(低放射金属膜)ガラスを採用
- 省エネルギーに配慮し全館LED照明を採用
主な交通アクセス
JR利用の場合:石巻あゆみ野駅から北へ600m(徒歩で約8分)
車利用の場合:三陸自動車道石巻港ICから東へ1.2km(車で約3分)