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平成28年2月10日、クウェート国からの支援金を活用した「クウェート国友好医学生修学基金」の創設記念式典を県庁で開催しました。
県では平成28年4月に開学する東北医科薬科大学医学部の東北地域医療支援修学資金(資金循環型・宮城県枠)に必要な原資を、一般社団法人東北地域医療支援機構に90億円を上限として出資することとしており、この財源として、東日本大震災後に日本赤十字社を通じてクウェート国から寄せられた支援を活用することから、クウェート国への感謝を表するため出資した資金を管理する一般社団法人東北地域医療支援機構に「クウェート国友好医学生修学基金」が創設されました。
式典には、駐日クウェート国大使館アブドルラフマーン・アルオタイビ特命全権大使、日本赤十字社大塚義治副社長、一般社団法人東北地域医療支援機構高柳元明代表理事(学校法人東北薬科大学理事長)、学校法人東北薬科大学福田寛理事(医学部長就任予定者)らが出席し、村井知事からアルオタイビ大使閣下及び大塚副社長へ支援に対する感謝を表する記念プレートを贈呈しました。また、アルオタイビ大使閣下から村井知事へ同基金の創設を祝し、本県との友好関係を表す記念品が手渡されました。
アルオタイビ大使閣下は「被災地には、医療従事者が不足している。宮城県では復興基金の多くを医学教育に捧げようと決断した。東北は以前よりも良い形で再び立ち上がるだろう。」と復興への期待を示されました。また村井知事は、「東日本大震災に際しましては、心のこもった温かい御支援を頂きまして、衷心より感謝申し上げます。末永く医学生のために役立ててまいりたいと考えています。」とクウェート国への敬意と地域に定着する医療従事者増加に向けて意気込みを述べました。
(資料)クウェート国友好医学生修学基金の設置について(PDF:440KB)
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