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大豆の土壌伝染性病害である黒根腐病は、多発すると収量の激減に結び付く重要な病害である。宮城県においても、近年広範囲での発生が確認されている(櫻田ら、2022)が、登録薬剤は少なく、対策に苦慮している事例が多い。本病は多湿条件で助長される病害であることから、畝立栽培による高土壌水分条件の改善の有効性が報告されている(佐藤ら、2010)が、現地ほ場での実証事例はない。そこで、耕耘同時畝立播種の現地実証と、その他の手法として茎葉散布剤による本病の防除効果および収量改善効果を検証した結果を報告する。
ダイズ黒根腐病、耕種的防除、耕耘同時畝立播種、湿害
宮城県におけるダイズ黒根腐病に対する防除方法の検討(PDF:957KB)
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