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「東北211号」は、「東北189号」(のちの「げんきまる」)を母、多収で大粒の「クサユタカ」を父として交配し、その後代より育成した晩生で極大粒の多収の飼料用水稲粳品種である。宮城県では、晩生に属し、中稈で、草型は偏穂重型、耐冷性が“極強”、いもち病真性抵抗性遺伝子型はPibと推定され、いもち病ほ場抵抗性は、葉いもち、穂いもち抵抗性ともに“不明”である。稈が太く、耐倒伏性は“強”であり、穂発芽性は“難”である。玄米の大きさが「げんきまる」より大きく、玄米千粒重は約27gと重く、収量性は「げんきまる」並である。玄米品質が劣り、大粒であることから、主食用米と識別できる。栽培適地は、東北中部以南である。
水稲、飼料用米、耐冷性、多収、新品種、東北211号
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