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水稲の北陸188号と「まなむすめ」の交配組合せから、耐冷性強・耐倒伏性強・多収・良質良食味新品種「げんきまる」を育成した。本品種は東北中南部では中生の晩で、草型は中間型の粳種である。いもち病真性抵抗性推定遺伝子型はPib型で、圃場抵抗性は葉いもち、穂いもちともに不明である。玄米品質は「まなむすめ」並に良好で、食味は「まなむすめ」に近い良食味である。栽培適地は東北地方中南部の平坦地及び温暖地、暖地の山間地である。2010年に宮城県で奨励品種に採用され、米粉、加工用米としての普及が見込まれる。
水稲、良食味、耐冷性、耐倒伏性、多収、新品種、げんきまる
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