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国の出先機関、県内の市町村、企業・団体、地方振興事務所等から推薦(自薦を含む。)のあった企業・団体等(合計13件)から、県内の産学官の主要団体で構成する「富県宮城推進会議」幹事への意見聴取等を経て知事が決定しました。
知事が、本県産業の発展、地域経済の活性化に最も貢献したと認めるもの。
「受賞者」及び「受賞理由」 |
航空機ジェットエンジンのタービンブレードの形状変化(表面の凹凸)を1000分の1ミリの範囲で仕上げることに県内で唯一成功しており、現在ではH2A/H3ロケットエンジン部品の研磨加工に関わるなど、航空・宇宙分野等の発展に貢献している。また、東日本大震災で大きな被害を受けながらも、事業を継続・拡大することで地域の雇用創出に寄与しているほか、従業員のうち約7割を女性が占めるなど、女性が活躍できる職場づくりにも取り組んでいる。 |
ものづくり産業分野において、品質や生産性の向上、新商品の開発、新たな市場への参入、事業の協業化などに取り組んでいる企業等であって、地域におけるものづくり産業の模範となるもの。
ものづくり産業振興部門賞
「受賞者」及び「受賞理由」 |
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基盤事業である受託開発やロボット事業で培った技術を活かし、新たに医療機器分野にも進出し、呼吸機能測定装置(クラスⅡ)や気管内チューブカフインフレータ(クラスⅠ)を創出したほか、ファブレス企業として地域企業との協働を推進することなどで、ものづくり産業の振興に貢献している。また、女性が活躍できる職場環境の整備や従業員の健康管理にも積極的に取り組んでいる。 |
食産業分野において、6次産業化や高付加価値化、販路開拓などに取り組んでいる企業等であって、地域産業振興への貢献が顕著なもの。
「みやぎの食」振興部門賞
「受賞者」及び「受賞理由」 |
株式会社ケーエスフーズ(外部サイトへリンク※)(南三陸町) 磯焼けの主な原因であるキタムラサキウニを陸上で畜養し商品価値を高めて販売しているほか、未利用魚として廃棄されていたクロアナゴの利活用やギンザケの陸上養殖などにより、藻場の再生や地域産業の振興に貢献している。また、地元の高校生とのコラボ商品や町のゆるキャラを使用した商品を開発するなど、地元の人材や食材を活かした商品開発にも取り組んでいる。 ※リンク先はグループ会社である株式会社カネタ・ツーワンの公式サイトとなっております。 |
産業分野を問わず、デジタル技術の活用による生産性向上やイノベーション創出などに取り組んでいる企業等であって、地域産業の模範となりえる成果をあげているもの。
デジタル・トランスフォーメーション(DX)部門賞
「受賞者」及び「受賞理由」 |
株式会社みやちゅう(外部サイトへリンク)(仙台市) ノーコードツールを活用し、原料入荷から出荷までの工程をクラウドで一元管理できるアプリを自社開発するなど、DXの推進により業務効率を向上させ、平均残業時間の大幅な削減に成功した。また、DXによる業務効率向上に先行して、それまでの残業代を上乗せしたベースアップを実施し、DXの推進と社員の収入増を達成したほか、得られたノウハウを地域に還元している。 |
独自技術や特筆すべきノウハウ、商品、サービス、ビジネスモデルなどがあり、今後の取組や成長などに大きな期待を持てるもの。その他、特別賞の授与にふさわしい特色を持つもの。
特別賞
「受賞者」及び「受賞理由」 |
株式会社丸本組(外部サイトへリンク)(石巻市) 建設施工の自律化や遠隔化などの実現に向けてロボットの試作・運用に取り組むほか、県内企業と共同でAI解析ソリューションを開発するなど、映像データやAI等のデジタル技術を活用した建設現場の生産性向上にも早期から取り組んでいる。また、東日本大震災などにおいて、迅速な復旧作業を通じて地域の復興にも貢献している。 |
一般財団法人蔵王酪農センター(外部サイトへリンク)(蔵王町) 搾乳ロボット等の新技術を活用した実証展示や各種研修の受入れなどを通じて県内外の酪農業の基盤強化に寄与しているほか、世界で初めて麹菌と酒粕を使って発酵・熟成させた麹チーズ「蔵」を開発・商品化するなど、本県の食材ブランドの発信にも貢献している。また、観光資源の維持・整備にも力を入れ、直売所や学習体験牧場等は仙南地域屈指の観光スポットとなっている。 |
日時:令和7年1月29日(水曜日)
場所:宮城県行政庁舎4階 特別会議室
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