ここから本文です。
令和4年5月17日(火曜日)に大崎合同庁舎において,「北部管内公民館等職員研修会」を実施しました。
北部管内の社会教育行政職員と,指定管理公民館を含む公民館等社会教育関連機関職員,合計37名が参加し,地域の生活文化の振興,社会福祉の増進に寄与する学習機会を企画・提供できるように,その知識や方法の更なる習得を目指し,講義や演習を通して研修しました。
「防災市民講座」について発表していただきました。大崎市が作成した川渡地区のハザードマップでは,公民館や小学校が河川氾濫浸水想定区域に含まれていたり,川から離れた多くの地区は土砂災害警戒区域に含まれていたりしている現状から,当事業の企画・実施に至ったとのことでした。事業内容については,川渡地域づくり委員会に相談しながら検討を重ね,防災に関する専門家を講師として招聘する等,実務的かつ地域住民の関心度の高い講座の構築に努められていました。事業効果としては,参加した地域住民の防災意識の高揚が図られただけでなく,講座での話合いが契機となって河川工事に発展する事例も見られました。
「やってみよう!避難所運営ゲーム」について発表していただきました。当事業は,「コミュニティ力向上講座」の一環として実施された事業で,防災教育とコミュニティ力を関連付けている点が大きな特徴と言えます。実施上の工夫点としては,行政区や婦人会,PTA等,多くの地域団体・機関の協力を得ている点が挙げられます。このことにより,多世代が様々な視点から意見を出し合う機会が生まれ,防災教育を通してコミュニティ力の強化を図ることができました。
研修会の後半は3~4名のグループを作り,2つの事例発表の良かった点や各自が普段重視・工夫している点等について意見交換しました。短時間ではありましたが,参加者の皆様に熱心に話し合っていただき,充実した研修の場となりました。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています