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様々な立場で子ども読書活動に携わる担い手の交流を図ります。また,担い手それぞれが抱える課題の解決策を探るきっかけの場とするとともに,各市町の子ども読書活動の広がりにつなげます。
平成30年8月22日(水曜日)午後1時から午後4時まで
大崎市図書館(外部サイトへリンク)〔〒989-6162 大崎市古川駅前大通四丁目2番1号(外部サイトへリンク)〕1階多目的ホール
【講演】「読書で子育て,親育ち」 [講師]だいちゃん文庫 主宰 佐々木博美 氏
【情報交換会】少人数グループによるディスカッション…課題の共有や,アイディアの掘り下げ
【施設見学】大崎市図書館職員の協力により,施設内を見学
佐々木氏の講演は,自身の絵本とのかかわりを紹介しながら,様々な絵本を紹介したり,読み聞かせの効果を参加者とともに確認したりするものでした。氏が絵本の名前を挙げると,ほとんどの参加者がうなずいたり共感の声を上げたりし,氏による絵本の読み聞かせ(朗読)には,引き込まれるように聴き入っていました。また,佐々木氏は,絵本が子供の“ごっこ遊び”のタネになるということや,昔は絵本がなく,わらべ歌で育っていたということを,具体例を挙げながら示し,親子のコミュニケーションの大切さについて教示しました。親として苦悩する時期があったという,佐々木氏自身の子育てのエピソードには,涙を流しながら聴き入る参加者がたくさんいました。所定の講演時間終了後にも,集団に読み聞かせする際の本の開き方や視線の振り方について教授し,子供を対象に読書活動を推進する参加者にとって,とても有意義な内容でした。
情報交換会は,4人編成でグループ協議を行いました。“子どもを本に導くために”という課題の解決に向け,どの参加者も自身の経験を踏まえて活発に発言して,グループ内で意見を交わしていました。
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