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掲載日:2016年2月18日

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第4回「結婚・出産・子育てってほんとは楽しい!」セミナーが開催されました!

第4回「結婚・出産・子育てってほんとは楽しい!」セミナー(結婚・出産・子育てってほんとは楽しい!を調べるプロジェクト)

去る1月24日(日曜日),仙台市青葉区一番町のトラストシティカンファレンス・仙台において,第4回「結婚・出産・子育てってほんとは楽しい!」セミナーが開催されました。

看板

セミナー開始前にメンバーの自己紹介ムービーが流れました。

ムービー ムービー2 ムービー3

ムービー4葉っぱとコミュニケーションを取る蘆田優さん(宮城教育大学1年)。

ムービー5誰だ君は※。

※太斎啄斗さん(宮城大学3年)です。

今回は,北口泰葉さん(尚絅学院大学2年)が初司会。ちょっと緊張?頑張れ頑張れ!

司会の北口さん

まずは,恒例のプロジェクトメンバーの活動報告。今回の報告者は吉田美樹さん(東北学院大学1年)です。

プロジェクト紹介

スライド
フェイスブックでは,ミーティングの様子以外にも,「結婚・出産・子育ての20の疑問」,「はいチーズ!」,「No ○○○,No LIFE」をテーマの連載をしています。

どんな内容なのかって?百聞は一見に如かず!

(フェイスブックはこちらから(外部サイトにジャンプします。))(外部サイトへリンク)

講師

第4回は,本セミナー初の「パパ」と「ママ」の共演!

中村さん
「パパ」代表は,Date fm「FLICK MOTION」の月曜日・火曜日を担当されているアーティストの中村マサトシさん。

渡邊さん
「ママ」代表は,「OH!バンデス」に出演中のフリーアナウンサー,渡邊裕子さんです。

ママの視点~妊娠から育児・仕事の両立まで

まずは「ママ」代表の渡邊裕子さんから。

渡邊さん
「私の経験をもとに,結婚って,子育てってどんな感じなのかなというところを,少し具体的にお話ししたいと思います。

妊娠から出産直前まで

年齢的にそろそろ欲しいな,という頃だったのと,育児との両立ができそうな時期だったため,妊活を経て「子育て」への第一歩がスタート。

ただ,同じ時期に同僚も妊娠したため,「仕事に穴を開けてしまうかな…」と,所属事務所に告げるのを迷ったそうです。アナウンサーは「見られる」お仕事なので,「穴」も目立ちそうですからね…。

が,実際は全く問題なく,無理のない範囲でスケジュール調整してもらえたそうです。

【渡邊さん的妊娠中の体験談】

  • 初期=つわりは軽い方で,仕事中は気を張っていたので大丈夫だったけれど,家に帰るとだるくて布団から出られない状態…でも,だらけているわけではないんです!先輩ママのアドバイスが力に。
  • 中期=妊娠していても働けるんだ!とやりすぎてインフルエンザにかかってしまい反省。自分の限界の見極めが大事。
  • 後期=だんだん厳しくなってきたけれど,8か月中頃までは仕事。里帰りしたけれど,両親と生活リズムがすっかり変わってしまっていて,安心感がある反面ちょっとストレス…。

育児専念期

無事に女の子が生まれ,ここからハッピーな子育てが始まる!…と思ったらそうではなかったそうで,何と軽い産後うつになってしまったとのこと。

ただ,旦那さんや御両親の温かいサポート,また,産院で自分の悩みに寄り添ってくれたこともあり,産後うつは無事解消。やはり周囲のフォローが大切なんですね(なお,渡邊さんのお悩みは,お乳が張って出づらくなってしまったことだそうです。)。

この頃,旦那さんに,「育児は完璧じゃなくて良い」と言ってもらえたその言葉に,今でも支えられているのだそうです。

育児&仕事両立期

一時期,このまま専業主婦でも,と考えたそうですが,お子さんにママが働く姿を見てもらいたい,と思って仕事に復帰。月に数回ロケのお仕事を入れ,そこから徐々に量を増やしていったそうです。

育児との両立については,お子さんが起きる前やロケ地への移動中などを活用。意外と時間はある!らしいです。記事にはなっていませんが,第1回の講師,宮田さんも同じことを仰っていました。

(第1回の内容はこちら)

渡邊さん まとめ

「100%の仕事,100%の育児,合わせて200%,では必ず無理が出てきます。100%でやりたいとしても,いずれは長い目で見て,理想の途中だと切り替えることが必要です。」

ここで参加者の方から質問が

Q.最近,マタハラの問題が取り上げられていますが,会社に対して子育てなどへの理解深めていくにはどうすれば良いと思いますか?
A.あらかじめ,職場に話をしてコミュニケーションを取っておくのが大事ではないでしょうか。私の場合は会社に理解がありましたが,勤めたいと思う会社が子育てなどに理解があるか,調べてから就職するのも安全な道なのかもしれませんね。キャリアを無駄にしてしまうのはもったいないですし…

渡邊さん

若い人が減っています。若い働き手がだんだん減ってきます。でも会社全体の仕事の量は減らない,だから仕事に「穴」が開いてしまうのが嫌がられ,仕事か結婚・子育てかを諦めざるをえなくなる…皆さんは,解決の糸口はどこにあると思いますか?

パパの視点~運命の出会い,奥さんへの愛の歌

次は,「パパ」代表の中村マサトシさん。

中村さん
「好きな人と一緒にいられることが楽しくないわけがない。なのに,結婚は人生の墓場だと思うのは,周囲の既婚者の愚痴を聞いたり,メディアなどから不安をあおられたりしているせいなのでは?」

奥さんとの出会いと結婚

高校生の頃から路上ライブをしていた中村さん。奥さんはそのお客さんで,出会った1年後に付き合いはじめたそうです。

しかし,ここからがすごい。お付き合いが決まったと同時に,結婚を前提に交際すると,奥さんの御実家に挨拶。高校2年生の時には中村さんの実家で同棲を開始。18歳の時に妊娠が発覚。そして,高校3年生の時に,中村さんは1児のパパになったのでした…。

ただ,中村さんいわく,奥さんとは価値観がぴったり合っていて,どんな苦労も一緒に楽しめる方だそうで,自分と価値観が合う人と一緒になるのが非常に大事,とのこと。中村さんは若くしてそういう人に出会えたということなのですね…それもまたすごい。

苦労の始まり

高校卒業と同時に(THE YOUTHとして)メジャーデビューした中村さんでしたが,23歳にインディーズに戻ります。ここから,音楽活動とアルバイト,家庭を支えることと夢との両立の戦いが始まったそうです。

収入面で色々と苦労されたそうですが,ここでも奥さんを含めた家族の理解と支えがありました。お金についての価値観も一緒だったので,ピリピリすることなく過ごせたとのこと。

転機~再び音楽1本で

転機は,アルバイトをやめて再び音楽1本でやりはじめたこと。もちろん,家族は皆快諾(この時点でお子さんが5人!)。

そうしたら,今まで気にかけてくれていた人が少しずつ声をかけてくれ,現在の「FLICK MOTION」のパーソナリティも,その関連で紹介してもらい,思い切って踏み出すことが大事だと感じたそうです。

生歌!

中村さんの生歌演奏
ここで何と,生歌を披露してくださいました。タイトルは「恋文」,奥さんに寄せる歌だそうです。本人は知らないとか,知ってるとか?(笑)。生ギター&生歌,良いですねえ…。

歌詞一部※歌詞の掲載に当たり御承諾は得ています。

「年齢や収入など,理想はあくまでも理想であって,思うとおりにならないことはあるけれど,それでも十分やっていける。子どもが家庭の中で笑顔でいられることを目指して,パートナーとの関係を築くのが大切。楽しい・楽しくない,ではなく『楽しむ』こと。」

ここで参加者の方から質問その2

Q.出産に当たって,奥さんにしてあげたことは何かありますか?
A.聞かれたくなかった…(笑)。何もできなかったので後悔しています。4人は立ち会えなかったし,1人はドキュメンタリー番組の取材が入ってしまったりして迷惑をかけてしまいました。4人目・5人目になると,陣痛から出産までものすごく早くて…間に合いませんでした。

Q.立ち会い出産すると,夫が妻のことを神格化してしまって女性に見られなくなってしまうこともあるそうですが,中村さんはどうでしたか?
A.知り合いにそういう人がいました。一番は,立ち会いについて奥さんがどう思っているかだと思いますね。僕の場合は,奥さんが立ち会いして欲しくない派でした。

中村さん

Q.子どもに,こうなって欲しい!という希望はありますか?
A.音楽をしたい,と言ったら止めますけど(笑),人の道理から外れなければ何でも良いです。やりたいことを見つけて欲しいとは思いますね。

Q.結婚や子どもが音楽に与えた影響はありますか?
A.メジャーデビューの時に既に子どもがいたので,歌詞が,世の中を批判したものからフォローするものになって,同世代と感性が合わなくなった時期がありました。まあ,同世代が年齢を重ねたらまた同じ感性になりましたけど(笑)。

ディスカッション

赤と青の紙
今日も出ました赤と青の紙。

テーマ
そして今日のテーマは,「結婚・出産したら「共働き?」「片働き?」」です。

赤が「片働き」,青が「共働き」ですが,どうなる。

青の紙を挙げている人ばかりの様子
会場は見事に真っ青になりました。その者青き衣を…何でもありません。

講師のお2人とプロジェクトメンバーは,

メンバーの回答
こんな感じ。共働き4人,片働き2人になりました。

なお,今日のプロジェクトメンバー代表は,高須未来さん(東北工業大学2年),五十嵐有沙さん(宮城大学3年),松井未史さん(宮城大学3年),蘆田優さんです。

渡邊さんと中村さんは「共働き」を選択。でも,お2人ともどちらでも良いそうです。おお,第3回の平瀬さんの時もこんなことがあったような。

(第3回の内容はこちら)

プロジェクトメンバー

渡邊さん
「気持ちはその時その時で変わると思います。私も,共働きが良い→片働きでも良いかも→働きたい!(共働き)と来ましたが,この後もまた変わるかもしれないと思っていますし,絶対にこっち!と決めつけない方が良いと思います。」

中村さん
「やりたいことを見つけられればもちろん共働きで良いし,別に片働きでも良いと思う。それぞれに良さがあるから,どちらが正解というのはないです。お金の心配があるのかもしれないけれど,なければないで何とかなるし,何とでもできる。お金を得るために時間を割くということは,子どもとの時間も割かれるということ。コミュニケーション次第で十分幸せになれるし,苦しい日々を乗り越えられるのが「愛」じゃないかと。」

少し赤い紙が見え隠れする様子
ディスカッション後はちらほら赤が混ざりました。大地の怒りが…何でもありません。

最後に,今回のセミナーのまとめを簡単に。

本日のキーワード:「育児+仕事=100%以内で」,「同じ価値観」

本日の名言:「結婚は人生の墓場だって言いますけどね,ゲゲゲの鬼太郎は墓場で運動会してますからね。」(by中村さん)

その他,プロジェクトメンバーの感想などは,フェイスブックをチェック!

(フェイスブックはこちらから(外部サイトにジャンプします。))(外部サイトへリンク)

渡邉さんと中村さんのお二人
渡邊さん,中村さん,ありがとうございました!

お問い合わせ先

子育て社会推進課子育て支援班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 7階

電話番号:022-211-2528

ファックス番号:022-211-2591

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