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空気や河川・海などの環境中に出された化学物質が、人や動植物に悪い影響を及ぼす可能性のことを、化学物質の「環境リスク」と呼んでいます。その大きさは、有害性の程度とその化学物質にどれくらいさらされているか(暴露量)によって決まります。
私たちはよく「安全な化学物質」「有害な化学物質」といった言い方をしますが、化学物質を安全なものと有害なものとに分けることはできません。有害性が極めて高い物質でも、取扱いや管理が十分適切に行われていれば、日常生活の中で「危険」を生じることはありません。逆に、有害性が小さな物質でも一時的に大量に暴露したり、あるいは長期間に渡って少しずつ暴露したりすれば悪影響が生じるおそれもあります。
化学物質とうまく付き合うには、身の回りの化学物質の環境リスクを正しく理解することが大事です。
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