ここから本文です。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本展覧会や関連イベントの予定が変更になる場合がございます。
ご来館に当たり、必ず下記の「ご来館の皆様へのお願い」をご一読ください。
【展覧会概要】
宮城県黒川郡落合村舞野(現・大和町)に生まれた佐藤忠良(1912~2011)は、東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科を卒業後、若くして新制作派協会(現・新制作協会)彫刻部の設立に参加しました。戦争を生き抜き、シベリア抑留を経験、復員後も一貫して具象彫刻の道を歩み、戦後の日本彫刻史に大きな足跡を残しました。
生誕110年を機に開催する本展覧会では、佐藤忠良がてがけた三つの代表作に焦点をあてます。日本人の手で初めて日本人の顔を表現したと高く評価された《群馬の人》。身体と衣服によって生まれる形態の均衡を意識し、独自の具象表現に至った《帽子・夏》。そして、動感あふれる描写とリズミカルな場面展開によって読者の心をつかみ、いまや三世代にわたって読み継がれているロングセラー絵本『おおきなかぶ』。これら三つの傑作の制作背景を、佐藤自身が収集した、オーギュスト・ロダンやマリノ・マリーニ、パブロ・ピカソなどからなる「佐藤忠良コレクション」を手がかりに、第1章「フランス近代彫刻から学んだもの」、第2章「イタリア近代彫刻への共感と空間の探求」、第3章「画家・佐藤忠良の足跡」という三つの視点でひもときます。
会期 |
2023年2月4日(土曜日)~3月26日(日曜日)
※2022年3月16日に福島県沖で発生した地震の影響で会期を変更しました。 |
---|---|
開館時間 |
午前9時30分~午後5時(発券は午後4時30分まで) |
会場 |
宮城県美術館本館 2階展示室 |
休館 |
月曜日 |
当日券料金 |
一般1,200(1,000)円、学生1,000(800)円、小・中・高校生600(450)円 ( )内は20名以上の団体料金
|
主催 |
宮城県美術館、河北新報社 |
後援 |
仙台市教育委員会、NHK仙台放送局、tbc東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、khb東日本放送、エフエム仙台 |
企画協力 |
SDアート |
佐藤忠良《群馬の人》1952年 photo©佐々木香輔 |
佐藤忠良《常磐の大工》1956年 photo©佐々木香輔 |
佐藤忠良《帽子・夏》1972年 photo©佐々木香輔 |
佐藤忠良《ボタン(大)》1967-69年 photo©佐々木香輔 |
佐藤忠良『おおきなかぶ』絵本原画 26-27頁 [1962年5月刊] photo©佐々木香輔 |
|
佐藤忠良《冬の裏町(札幌)》1932年 |
佐藤忠良『平和のちかい』紙芝居原画 15頁 |
オーギュスト・ロダン《台の上に屈む裸婦》 |
マリノ・マリーニ《騎手》1950年 © SIAE, Roma & JASPAR, Tokyo, 2021 E4511 |
いずれも宮城県美術館所蔵
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、予定が変更になる場合がございます。
日時 |
3月25日(土曜日)午後2時~(90分程度、開場午後1時30分) |
---|---|
講師 | 水沢 勉 氏(神奈川県立近代美術館長) |
会場 |
講堂 |
定員 |
150名 ※ 先着順(聴講無料)午後1時より講堂前にて整理券を配布します。 |
概要
講師 |
当館学芸員 |
---|---|
日時 |
2月25日(土曜日)、3月11日(土曜日) いずれも午後2時~(60分程度、開場:午後1時30分) |
会場 |
講堂 |
定員 |
150名 ※ 先着順(聴講無料)午後1時より講堂前にて整理券を配布します。 |
講師 |
赤間和美(当館学芸員) |
---|---|
日時 |
2022年5月21日(土曜日) 午後1時30分~3時 |
会場 |
東北工業大学一番町ロビー2階ホール(仙台市青葉区一番町1-3-1 TMビル) |
定員 |
20名 |
※いずれのイベントも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下の点にご理解、ご協力ください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す