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本館展示室2
2012年3月27日(火曜日)-6月3日(日曜日)
月曜日
常設展チケットでご覧になれます。
一般300円(240円)、大学生150円(120円)、小中高生無料。
( )は20名以上の団体料金。なお、特別展の観覧券をお持ちの方は、小企画展・コレクション展示もご覧になれます。
戦後ニューヨークに渡り、制作の拠点としている(一時していた)作家を選び、その作品を展示します。作品の傾向はそれぞれ大きく異なりますが、同じ「ニューヨーク」という都市を「選択した」作家である点は変わりません。ニューヨーク滞在中に制作された作品のほか、渡米直前の作品も含まれています。
今回展示する作品は、これまで「1960年代の美術」や「ネオ・ダダの作品」という「くくり」で多く展示されてきましたが、「都市」を軸とすることで、これまでの美術における型どおりの「くくり」から離れ、一人一人の「作家」がより見えて来るのではないでしょうか。
1911年生まれの川端実を除き、いずれの作家も1920年代後半から30年代の生まれで、皆50年代末から60年代に渡米し、ニューヨークで制作した「同時代作家」であり「同じ都市空間を共有した作家」でした。そこに何か共通項があれば、それが、彼らがニューヨークで獲得したものといえるのかもしれません。
川端 実/磯辺行久/宮脇愛子/篠原有司男/升沢金平/三木富雄/柿崎誠二/木村利三郎/靉嘔/荒川修作
概要
当館学芸員
本館展示室2入口集合
お申し込みは不要ですが、常設展の観覧券が必要です(高校生以下は無料)。
川端実
《No.16 Red Form (A)》 1974年
靉嘔
《レインボー北斎》 1970年
荒川修作
《Within Verbing / Blank Body / By…》 1981年
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