トップページ > 県政・地域情報 > 県政情報・財政 > 広報・広聴 > 宮城県の魅力発信動画サイト みやぎ12人の侍゜ズ > インタビュー11_松橋穂波さん
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起業のきっかけは、
東日本大震災で父親を亡くしていて、
(海外からの)奨学金をいただいたのですが・・・。
奨学金の授与式のときに「化粧品」をプレゼントされたんです。
その時に、『あなたは、被災者である前に女性だから、
このようなものが必要ですよね・・・』と言われてハッとしました。
それがあると前向きになれるとか、ワクワクするとか、
自信が持てるとか・・・そういうものがあると思います。
それが女性にとっての「お化粧」とか「ファッション」なのではないでしょうか。
そこで、女性の美しさに関わることを(仕事として)
やっていきたいなと思いました。
「場づくり」として、ファッションショーなどを企画・運営し、
その流れでモデル事務所の立ち上げを決意したんです。
とはいえ、これまで順風満帆だったわけではありません。
最初の頃は「モデルをやってほしい」と声をかけると、
ほとんどの方から「無理」という答えが返ってきました。
最初はそうやって断っていた人たちを、
なんとか口説き落として(笑)
当日のランウェイに乗せるまで奔走したわけなのですが、
(ファッションショーが)終わった後、
すごいキラキラした眼で、「楽しかった♪」と言ってくれたんです。
「本気でモデルを目指したいから上京を考えています」とか。
「私なんか・・・」と言っていた子たちが、
次のステップに進んでいく。
それを見て、これを仕事にしよう!と決意しました。
若いうちって、守るべきものとか、
まだまだ少ないかなって、私自身がそう思うんです。
だったら(やりたいことのある世界へ)飛び込んでいけばいい。
ダメだったら、やり直せばいいんです。
どんな道に進んでも、その道が成功だったといえるように
生きていくことを積み重ねてほしいですね。
宮城県の魅力は、ほんとうにいろいろありますが、
私はやっぱり海が好きです。
七ヶ浜に「SHICHI NO CAFE」という、
海を見ながらゆったりと食事ができる場所があります。
私はそこで、海を見ながら仕事をしていることも多いんです。
宮城県を楽しむための心得は、『美しい女性が多いまち!』
外見だけではなくて、内面も充実していて、自信を持って輝いている女性が、
宮城県にはたくさんいらっしゃると思います。
そんな人達との出会いを通して、皆さんも輝いてください。
多くの酒蔵が、高品質な地元の米と水を原料にした
美味しい日本酒を造っている宮城県。
厳しい東北の冬が育んだ低温発酵による淡麗辛口の酒が多い。
地酒が大好きという松橋さんのお気に入りは、
塩竈市に蔵を構える「阿部勘酒造店」とか。
青森県八戸市出身。大学2年生のときに起きた東日本大震災をきっかけに、
女性を輝かせる仕事がしたいと決意。
2015年、女性目線で企業との商品開発やプロモーションをする
株式会社 epi&company(エピアンドカンパニー)を設立。
女子大生を活用したファッションショーを皮切りに女性目線で
企業とコラボレーションする多彩な事業を展開。
「起業を考えている方へのイベント」の講演を依頼されることも多いという、
まさに宮城県の女性の新たなリーダー的存在。
東日本大震災で甚大な被害を受けた七ヶ浜地区にできたレジャー施設
「SHICHINO RESORT」にあるカフェ。
裏松島を一望できる開放的な空間で、
海の幸たっぷりのパスタやピザを味わえる。
「SHICHINO RESORT」はコンドミニアムホテル、
うみの駅「七のや」をはじめ、
ジェットスキーやバナナボードなども楽しめるマリンリゾート。
【住所】
宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜舘下75-65
仙台東部道路「仙台港北I.C.」より車で23分
【電話】
022-349-7001
【営業時間】
不定休 7時00分~20時30分、[モーニング]7時00分~10時30分、
[ランチ]11時00分~17時00分、[ディナー]17時00分~21時00分 ※LO 20時30分