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2014年から2018年まで、共働き家庭等の「小1の壁」を打破するとともに、次代を担う人材を育成する、という観点のもと、厚生労働省と文部科学省が協力して策定した指針が「放課後子ども総合プラン」です。
具体的には、「放課後児童クラブ」と「放課後子供教室」の、これまで別々だった2つの事業を一体的に実施していき、全ての児童が放課後等を安全・安心に過ごし、さらには、多様な体験・活動を行うことができるように努めるものです。
2019年、これまでの同プランの進捗状況や、児童福祉や教育分野における施策の動向も踏まえ、これまでの放課後児童対策の取組をさらに推進させるために策定された指針が「新・放課後子ども総合プラン」です。
放課後児童クラブの待機児童の早期解消、放課後児童クラブと放課後子供教室の一体的な実施の推進等による全ての児童の安全・安心な居場所の確保を図ること等を内容とした、向こう5年間を対象とする新たな放課後児童対策の指針です。
※ 宮城県では、令和元年度より「放課後子ども教室」から「放課後子供教室」に表記を統一しました。(プラン名の「子ども」はこれまでどおりです)
新・放課後子ども総合プランでは、国全体の目標として次の4つのことを掲げています。
「一体型」のイメージ(PDF:412KB)(資料:厚生労働省、文部科学省)
宮城県では、令和2年12月の時点で、県内23市町村において78放課後子供教室が開設されています。実施市町村を訪問するなどして現状や課題を把握し、事業内容の改善に努めています。
宮城県内の放課後子供教室一覧(PDF:172KB)(平成27年度~令和2年度)
放課後子ども総合プラン推進のため、「一体的実施のためのリーフレット」を作成しました。これから放課後子供教室を開設する際の参考に、また、協働教育(放課後子供教室)に関する研修会や説明会等の資料として御自由にお使いください。
一体的実施のためのリーフレット(PDF:1,21KB)(資料:宮城県)
宮城県では、「放課後児童クラブ職員等ブロック研修会」(*県内3か所で開催)及び、「放課後子供教室指導者等研修会・連絡会議」を開催し、放課後の時間帯等に児童と関わるスタッフの資質向上を図っています。
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