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大震災対策調査特別委員会は、被災地域及び被災住民の現状と復旧・復興に向けた地域の要望を的確に把握し、今後の復旧・復興計画等の策定や具体的な施策の実現に向けての総合的な取り組みの一環として、特に甚大な被害を受けた本県沿岸部被災市町全てを網羅し、地域を5ブロック(「気仙沼市・南三陸町地域」、「石巻市・女川町地域」、「東松島市・松島町・塩釜市地域」、「七ヶ浜町・多賀城市・仙台市・名取市地域」、「岩沼市・亘理町・山元町地域」)に分け、平成23年4月14日から4月20日までの5日間で延べ112名の委員の参加による現地調査を実施しました。
現地調査は、被災市町災害対策本部などで、避難所や魚市場、漁港、埠頭、工業団地など各地域をくまなく巡り調査を行いました。
各市町からは、仮設住宅建設用地選定への柔軟な対応と必要数の確保及び早期建設、海底堆積物も含めた瓦礫の早期処理、農地や漁港の早期復旧・整備、観光産業の復興支援などの要望が出され、特別委員会は、要望の実現に向けて全力で取り組むことを伝えました。
今回の現地調査により、復旧・復興計画等の策定や具体的な施策の実現に向け、宮城県議会一丸となって取り組む強い決意を新たにするとともに、行政だけでは気づきにくい現場の声を、これからの復興計画等に反映させていくという役割が、一層重要になっていると思われ、宮城県の復興に向け「政治」の役割をしっかりと果たしていくために、県民の皆様とともに一致協力し、全力で復興に取り組んで参ります。
気仙沼市災害対策本部やベイサイド・アリーナにおいて、被災の現状や復旧状況についての聞き取り調査と意見交換。
唐桑大沢地区、気仙沼市内、階上中学校避難所、気仙沼向洋高校、歌津伊里前地区、南三陸町内の被災状況についての現地調査。
石巻港、石巻魚市場及び女川町立病院敷地内において、被災の現状や復旧状況について聞き取り調査と意見交換。
石巻市南浜町、門脇地区、湊、渡波地区や女川駅周辺、清水町、女川港の被災状況についての現地調査。
東松島市災害対策本部、松島海岸レストハウス、塩釜市内において、被災の現状や復旧状況について聞き取り調査及び意見交換。
東松島市大曲地区、野蒜地区、松島町磯島、塩釜市漁港、魚市場、北浜・港町地区の被災状況についての現地調査。
七ヶ浜町、多賀城市災害対策本部、JA仙台七郷支店、仙台空港ビルにおいて、被災の現状や復旧状況について聞き取り調査及び意見交換。
菖蒲田浜、仙台港雷神埠頭、高松埠頭、高砂コンテナターミナル、閖上町内の被災状況についての現地調査。
山元町、亘理町災害対策本部、県南浄化センター、臨空工業団地内のフジパン、西木食品において、被災の現状や復旧状況について聞き取り調査及び意見交換。
山元、亘理町内や二野倉工業団地の被災状況についての現地調査。
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