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津波浸水表示板の設置

津波浸水表示板の設置状況について

津波浸水表示板は、これまで、県内14市町、320箇所399枚の津波浸水表示板を設置してまいりましたが、令和2年度を持ちまして、県での設置事業は全て終了いたしました。

各市町村別 津波浸水表示板設置状況(令和3年3月末現在)(PDF:2,405KB)

今後、津波浸水表示板の移設・撤去の必要や不具合などが確認された場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

津波浸水表示板の設置について(イメージ(PDF:116KB)

道路等の公共土木施設は、地域住民に身近な常に目につく施設であることから、今回の津波の浸水区域や浸水高さを現地に標識等で表示することにより、実物大のハザードマップとして住民の避難の備えを促し、防災啓発を図っていくことができます。
地域住民だけでなく、地域事情に不案内な観光客等にも注意喚起が行え、有事の際には避難行動を起こすきっかけに結びつき、さらに、東日本大震災の津波の記憶を風化させず、後世に伝える「しるべ」にもなる、まさに命を守るプロジェクトとなります。
この取り組みは、県の管理施設である国県道、港湾道路、河川管理施設、下水処理場、急傾斜地対策施設等の県内各所に統一デザインの標示板を試行的に設置することからはじまり、その後、伝承サポーター制度を導入し、沿岸市町等関係機関、地域住民の方々や民間企業等の協力も頂きながら設置範囲を広げてきました。

設置場所について

  • 【道路】避難経路沿いを重点に設置
  • 【河川】河川の河口部、運河に高さ痕跡を示す:河川公園、量水標、堤防破堤箇所都市河川では遡上範囲を示す:堤防散策利用者等
  • 【公園】津波浸水を免れた築山などへの設置を重視
  • 【港湾】一つの港湾に最低1カ所は設置する。不特定多数が利用する箇所、臨港道路(通過路線)は主要な臨港道路、国際観光地にかかるものは外国語標示板を選定する等の配慮をする。
  • 【下水道管理施設】【急傾斜】【住宅】津波痕跡としての標示板として設置する。

平成23年度から道路情報表示板の支柱など、既設の施設を活用して設置を進め、平成25年度からは個人や一般企業等の伝承サポーター申請者の方々自らが所有する建造物等に設置を行いました。

標示板デザインについて

  • 標識板の使用色は、避難誘導標識と明確に区別できること、設置箇所を多く配置するため、1枚あたりの価格を抑える必要から、白色と青色のみの2色とした。
  • デザインは、縦型2種、横型2種の4種類とするが、標識サイズは、現場に応じて可変することが可能とする。
  • 標識文字の「津波浸水深ここまで」は現場に応じて「津波到達地点ここまで」等に変更することが出来る。
  • 標示板の支持については、既存の建物、標識柱、法面を利用して、設置場所に応じて直接貼付、バンド固定、支柱支持により設置する。
  • 標示板は、アルミ板製作の他,現場に応じてステッカー等による設置も可能とする。

標識色標準マンセル値青:2.5PB 3.5/10 白:N9.5

津波浸水標識_よこ(PDF:116KB)

関連情報

伝承サポーター募集の終了について

お問い合わせ先

防災砂防課防災企画班

仙台市青葉区本町三丁目8番1号 8階北側

電話番号:022-211-3175

ファックス番号:022-211-3193

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