(仮称)ヤマザワ名取愛島店の届出に対する市町村等の意見
大規模小売店舗立地法(平成10年法律第91号)第5条第1項の規定により届出があった次の大規模小売店舗設置者が実施する周辺の地域の生活環境の保持のため配慮すべき事項に対する市町村等の意見を同法第8条第3項の規定により、次のとおり縦覧に供する。
平成15年10月31日
宮城県知事 浅野 史郎
1.大規模小売店舗の名称および所在地
(仮称)ヤマザワ名取愛島店
名取市愛島東部第一土地区画整理事業地内六十六街区
2.市町村の意見の概要
- a.当該店舗に隣接する県道仙台館腰線及び市道愛島東部線は、小・中学校の通学路に指定していることから、誘導員を配置し交通安全対策に配慮願いたい。
- b.特定施設を設置する際は、低騒音・低振動型の機械を導入されたい。
- c.建設作業を実施する場合は、周辺住民に周知するとともに、公害苦情等が発生しないように配慮願いたい。
- d.駐車場の自動車騒音が周辺住民に迷惑にならないように配慮願いたい。
- e.事業活動に伴い生じる廃棄物については、ごみの減量計画に基づき、その発生の抑制に努められたい。
- f.一般廃棄物を名取市に出す場合には、ごみ二分別・リサイクル十六分別のルールを守られたい。また、産業廃棄物については、適切に処理願いたい。
- g.ごみの発生・保管・排出状況を常時監視する責任者の配置について、配慮願いたい。
- h.店舗敷地内の緑化について、配慮願いたい。
- i.青少年のたまり場化しないよう、トイレ・階段・休憩場所の管理及び閉店後における駐車場等施設の閉鎖の徹底について配慮願いたい。
- j.盗難防止器等による万引き防止対策について配慮願いたい。
- k.飲食コーナーにおける未成年者の喫煙・飲酒禁止措置の徹底を図られたい。
- l.「名取市小・中・高等学校生徒指導連絡協議会」へ加入され、名取市内児童生徒の郊外における生徒指導申し合わせ事項について、協力願いたい。
- m.大規模災害が発生した場合に、食料や飲料水、生活必需品の調達を迅速に行うため、名取市災害対策本部へ優先的に提供していただけるような災害応援協定の締結をお願いしたい。
- n.開店日が平成十六年二月六日となっているので、県道仙台館腰線整備工事との調整を十分に図られたい。
- o.最近、SF商法等の悪質商法による被害が増加しているので、開店時には新聞折り込みチラシ等により啓発を図られたい。
- p.名取市環境基本計画で示している「事業者の役割」について、積極的に取り組んでいただきたい。特に、地球温暖化防止のための事業所敷地内における緑化の積極的な推進、事業所周辺の定期的な清掃によるごみのポイ捨て防止及び資源循環型社会を形成するためのリサイクルを前提とした商品構成に取り組んでいただきたい。
3.地域住民等の意見の概要
なし
4.縦覧場所
宮城県経済商工観光部商業・流通課、宮城県県政情報センター、名取市役所
5.縦覧期間
平成15年10月31日から平成15年12月1日まで(ただし、土曜日、日曜日、祝祭日を除く。)
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